スマートフォンを筆頭に「充電式の電化製品」が増えているため、 モバイルバッテリー の需要が高まる一方で容量の少ないものが”ゴミ”として処分されています。
モバイルバッテリーを放置すると火災など思わぬ事故が発生するので、不要になったモバイルバッテリーは処分することをおすすめします(比較的新しいものはフリマなどで売れることもある)。
モバイルバッテリー は 燃えるゴミ(可燃ごみ)ではない
しかしその処分方法が問題で、20代~40代を対象に調査したところ「モバイルバッテリーを『燃えるゴミ(可燃ごみ)』で捨てたことがある」と回答した人が全体の約1割ほどいたそうです。
モバイルバッテリーを燃えるゴミとして処分すると、ゴミ収集車で火災が発生する可能性があります(近年モバイルバッテリーを原因とするゴミ収集車の事故は増加)。
モバイルバッテリー の 正しい処分方法
正しい処分方法は「大型の家電量販店やホームセンターなどのリサイクル用の回収ボックスに入れて処分する」です。
モバイルバッテリーのような充電池を回収していない自治体は多く、現時点では民間企業に大半の処分を任せていることが実情のようです。
但し、リサイクル用の回収ボックスに入れられるモバイルバッテリーは小型充電式電池のリサイクル団体である「JBRC」の会員企業が製造した製品のみです(JBRCの会員企業については、JBRCのホームページ/会員リストで確認してください)。
「いつか処分する」を考えて モバイルバッテリー を購入する
モバイルバッテリーには寿命があるので「いつか処分する」を考えなければいけません。
現時点ではリサイクル用の回収ボックスで処分するしか方法がないため、モバイルバッテリーを購入するときは「JBRC会員かどうか」も重要な決め手になることが分かりました。
そこまで不便に考えなくてもいいことは、モバイルバッテリーの人気メーカーから推察できます。
2024年2月時点で1位~8位のメーカー全社がJRBC会員で、これらのモバイルバッテリーは回収ボックスでリサイクル可能です。
- 第1位:Anker (アンカー) ←JRBC会員
- 第2位:cheero (チーロ) ※ティ・アール・エイ株式会社の一部 ←JRBC会員
- 第3位:Elecom (エレコム) ←JRBC会員
- 第4位:MOTTERU (モッテル) ←JRBC会員
- 第5位:アイリスオーヤマ ←JRBC会員
- 第6位:サンワダイレクト ※サンワサプライの直営店 ←JRBC会員
- 第7位:Sony(ソニー) ←JRBC会員
- 第8位:BUFFALO (バッファロー) ←JRBC会員
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