庭や畑で ドクダミ が大量に繁殖して困っている。
強い繁殖力と独特の臭いで「駆除が難しい雑草の代表格」と言われているドクダミ。
今回は、ドクダミの特徴や効果的な駆除方法について。
なぜ ドクダミ はこんなに増えるの?
ドクダミは、一度根付くと驚異的な生命力で広がり続ける。
- 地下茎でどんどん増える
- → 地面の下に網のような根を張り、ちぎれても再生する
- 陰でも育つ強い適応力
- → 日陰でも成長し、他の雑草よりも繁殖しやすい
- 刈っても再生しやすい
- → 手で抜いても、地下に根が残ればすぐに復活する
そのため、「普通の雑草と同じように抜く」のでは効果が低いことが多い。
ドクダミの効果的な駆除方法
ハサミで根元から葉をカットする
ドクダミの駆除では、手で抜くよりも「葉を切る」方が効果的。
- 手で引き抜くと、逆に根が活性化して増える
- 葉を切ることで光合成を止め、根を弱らせる
- 定期的に繰り返すと自然と減っていく
ドクダミは光合成を止めると枯れやすくなるとのこと。
この情報を最近知ったので実行。
効果だが、庭の状況を見るに効果はあまりない。
以下の点が気になるが、これについては検証しようがない。
ただネット情報では後者の意見を推す声もある。
- ドクダミが活性化する時期なのか
- 茎を切ることで“切り戻し”をして元気にしてしまっていたのか
葉に除草剤を塗る
筆を使って除草剤(原液)をドクダミの葉に塗る方法を試してみた。
芝生や家庭菜園に影響のないピンポイントの除草ができた。
詳細はこちらから読める。
熱湯をかける(環境による)
ドクダミは熱に弱い性質があるため、熱湯をかけることで根の活動を抑えることができる。
- 地面に直接かけることで根の成長を阻害
- 除草剤を使わずに自然な方法で駆除
- ただし、周囲の植物にも影響があるため注意が必要
この方法は、ドクダミが密集している場所では特に有効。
しかし、庭の他の植物に影響を与える可能性がある。
土壌のpHをアルカリ性にする
ドクダミは酸性の土壌を好むため、土の性質を変えることで生育を抑えることができる。
- 苦土石灰をまくことで土のpHを調整
- アルカリ性の環境ではドクダミが育ちにくい
- 一度土の性質を変えると、長期間の抑制効果が期待できる
土壌改良は長期的な対策として効果的だが、他の植物にも影響するため適量を守ることがポイント。
卵の殻を撒くことでも土壌のpHを中和することが可能(ゆっくりと分解されるため、長期間の効果が期待できる → 即効性は低いが、持続的に土壌改良が可能)。
防草シートで物理的に遮断する
ドクダミの再生力が強いため、防草シートを敷くことで根の成長を止めるのも有効な方法。
- 日光を遮断し、成長を抑える
- 地下茎の広がりを防ぐ
- シートの上から砂利を敷くことでさらに効果的
特に、庭や畑の一角でドクダミの根が強く残っている場所には有効。
まとめ| ドクダミ の駆除は戦略的に!
ドクダミはしぶとい雑草だが、適切な方法で対策すれば徐々に減らすことが可能。
個人的には除草剤を葉に筆で塗る方法を薦めたい。
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