経済ニュース として「日経電子版おすすめニュース」からほぼ毎日の押さえておきたいトップニュース2本を紹介。
2024年12月26日の 経済ニュースは 次の2本。
- トヨタ、ROE目標20%に倍増 世界の車大手でトップ級
- 中国富裕層に10年観光ビザ新設 岩屋外相、北京で表明
経済ニュース (1)トヨタ、ROE目標20%に倍増

トヨタ自動車は自己資本利益率(ROE)の目標を2倍の20%とする。上場企業の平均(23年度で9%台)を大きく上回り、世界の車メーカーでトップ級となる。販売後の車にサービスを提供するなど事業モデルを革新し、株主還元を積極化する。日本企業が資本効率を重視する流れが強まりそうだ。
- トヨタのROEは近年、9~16%弱で推移
- 2025年3月期の市場予想は11%が見込まれている

自己資本とは? 自己資本利益率(ROE)が高いという意味は(評価される理由)?

自己資本とは企業の財務状態を示す重要な要素の一つで、企業が株主や所有者から受け取った資金と、企業が自らの活動を通じて蓄積した利益を指します。
企業の健全性や長期的な成長可能性を評価するために使う
総資本に占める自己資本の割合が高いほど企業の財務的な健全性が高い(外部からの借入れに頼らずに事業を運営できている)。
「自己資本利益率(ROE)が高い」とは、企業が自己資本を効率的に活用して利益を上げていることを示しています。投資家やアナリストはROEを企業の健全性・効率性・将来の成長潜在力の指標として見ます。
※ROEだけで企業を評価できない(業界や企業の特性によっても異なる。例えば企業の成長段階においては投資を続けていてROEが低いことがある)
経済ニュース (2)中国富裕層に10年観光ビザ新設
岩屋毅外相は25日、訪問先の北京で中国人向けの査証(ビザ)発給に関する緩和措置を表明した。富裕層向けに10年間有効な観光ビザを新設し、団体旅行で取得するビザは滞在可能な日数を30日に延長する。日中間の経済・人的交流を拡大する。
中国人が個人旅行でビザの有効期間中に複数回来日して短期滞在できる「観光マルチビザ」は現在有効期限が3年と5年の2種類あるが、今回10年が新設。取得するための年収や保有資産の条件を高く設定することで、富裕層が日本を訪れやすい環境を整えて消費喚起の効果を見込む。

中国ではキャッシュレス決済の導入率が高いと聞いたことがある。これから日本国内のキャッシュレス決済導入が加速するかもしれない。実際に中国でのキャッシュレス決済導入率は?

中国ではキャッシュレス決済が非常に普及しています。2023年のデータによると、中国のキャッシュレス決済のシェアは約80%に達しています。特に、アリペイ(Alipay)や微信支付(WeChat Pay)などのプラットフォームが広く利用されています。
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