寒暖差 7℃以上では「 自律神経 」が乱れて疲労を感じたり、風邪っぽかったり

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 明け方の気温が15℃をきるようになり、朝や夕方は温かい室内と外との間に気温差ができるようになりました。

 急激な温度差、実験では7℃以上の「 寒暖差 」によって自律神経が乱れると、疲労や風邪のような症状を引き起こすことが分かっています。

 これを「寒暖差アレルギー」や「寒暖差疲労」といいます。

 旦那の鼻炎が長引いていて、花粉やハウスダストが原因のアレルギーかと思っていたのですが、毎年秋のことなので寒暖差アレルギーかもしれません。

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秋のくしゃみ・鼻づまりの原因、「 ハウスダスト 」対策のポイント – 主婦でときどき小説家の怠惰な毎日 (tudurucoto.info)

「 自律神経 」乱れで鼻炎や喉が痛む理由

 温度が変化すると自律神経が働いて、血管を広げて熱を逃がしたり、血管を縮めて熱を保とうとします。

 しかし、温度変化が大きすぎると自律神経が働く間がなく、血管もそのままなので体は気温差のショックをもろに受けてしまいます(男性よりも女性のほうが自律神経を乱しやすい)。

 こうやって一度自律神経が乱れると治すのに時間がかかってしまい、温度変化が大きな日が続くと自律神経は乱れたままになり体調不良を引き起こしてしまいます。

 特に急激に冷える寒冷刺激は喉や鼻の粘膜を痛めやすく、寒冷刺激に弱い人は蕁麻疹を起こしたり、呼吸が苦しくなったり、関節の痛みを感じたりしてしまいます。

「 自律神経 」乱れは軽い運動で改善できる

 自律神経 の乱れは血流の乱れなので、ウォーキングやストレッチなどの軽い運動で血流を改善することで自律神経を整えることができます。

 特にケアしたいのが「第二の心臓」といわれるふくらはぎ。

 ふくらはぎの筋肉が収縮と弛緩を繰り返すことで静脈の血液は心臓に戻るため、ふくらはぎを動かすことで血流が改善されて自律神経が整います。

 前屈の姿勢で、「少し痛いかな」というところで数秒止めるとふくらはぎの筋肉がグッと伸びます。

「 自律神経 」乱れは早寝早起きで改善できる

 古代中国・漢の時代に書かれた漢方医書「黄帝内経こうていだいけい」には、健康でいるための養生法「未病治」というものがあります。

 季節による体調不良への対処法として、「黄帝内経こうていだいけい」にある秋の養生法は、

秋の三カ月は容平という。

天気は涼しく風の音は強く急であり、地気は静粛として、万物は色を変える。この季節には、鶏の寝起きのように、早く寝て早く起きることであり、心を安らかにして、精神を落ち着かせて、秋の気が身体を損なうことのないようにし、やたらと動きまわって、肺を冷やさないようにする。

これが秋の季節に調和した養生法である。

もし、これに背いて、精神を動揺させたり、秋の冷えにあたり肺を冷やしたりすると肺気を損傷し、冬になって下痢をしたりする。

 秋から冬にかけては日が短くなっていくので、自然界の陽気を取り入れる時間を長くとるために朝は遅くても6時半くらいには起きるとよいそうです。

 そして23時までには寝る。

 漢方では、陰が極まる23時から翌朝3時までは熟睡していないと、血液や体液をしっかり充実させて日中に備えることができないと言われているそうです。

 ちなみに「容平」とは”空っぽの何もないところに物を入れて安定させる”という意味で、秋は何か始めるのではなく、ゆっくりと物事を仕上げたり、整理したりするのにふさわしい季節とのこと。

 ここで無理をすると、例えば精神が動揺するようなことをすると、肺を傷めてしまうそうです。

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