旦那と上の子(小学生)が39℃の高熱を出し、揃ってかかりつけ医にいったら子どものほうは「ヘルパンギーナ」と診断されました。喉の奥に赤いブツブツがあるそうです。
処方された医薬品は次の通り。
- セフジトレンピボキシル小児用細粒10%「SW」(2.5g)※セフェム系抗生物質
- ゼスラン小児用細粒0.6%(1g)※アレルギー性疾患治療薬
- アストミン散10%(0.3g)※鎮咳剤
これに加えて、高熱に備えて解熱鎮痛剤「カロナール細粒20%(3g)」が処方されました。
かかりつけ医の先生によると、鎮咳剤が最近不足しているそうです。
風邪薬などの医薬品の供給が不安定になっている問題については、2023年10月6日に日本医師会(日医)が「医療機関の7割以上が医薬品不足に直面した」と緊急調査結果(速報値)を発表しました。
特に、せき止めや 痰 を切る薬の不足が目立つそうです。
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医薬品不足の状況について
- 院外処方の医療機関(約5,700機関)のうち、74%が「薬局から在庫不足の連絡を受けたことがある」と回答
- 院内処方の医療機関(約3,000機関)のうち、90%が「入手困難な医薬品がある」と回答
院外の薬局から不足の連絡があった医薬品は1,489品目で、在庫不足の連絡があった医薬品上位10品目のうち8品目が咳止めと痰を切る薬が占めたそうです。
糖尿病薬、抗うつ薬、抗菌薬、解熱剤、止血剤なども不足を訴える医療機関が多く、診療科別にみると、耳鼻咽喉科と小児科の92%が「薬不足に直面した」と回答したそうです。
医薬品不足の背景
医薬品の供給不足の背景には、2020年末からジェネリック医薬品メーカーが相次いで不祥事により業務停止命令などを受けたことで生産量が減少してしまったことがあります。
厚生労働省によると、咳止め薬はそれまでの約85%まで生産量が低下してしまい、新型コロナウイルス感染症やインフルエンザが流行して需要が増すたびに医薬品不足が問題になっていました。
医薬品不足に対する厚生労働省の対策
厚生労働省は2023年7月に専門家会議を開き、生産体制や業界の構造を改善する具体策を2023年末までにまとめるとのこと。
また2023年夏はコロナの感染が拡大したことに加えてインフルエンザが例年より早い時期から流行しているため、厚生労働省は9月29日に医療機関や薬局に対して、都道府県などを通じて次のような要請を出しました。
- 咳止め薬などの薬の処方を必要最小限に抑える
- 過剰発注を控える
風邪を予防することが大切(咳の予防)
医薬品が不足しているので、風邪を予防することが大切です。
特に咳止めの薬が不足しているので咳の予防、加湿器を使ったりマスクを使用するなどして喉を乾燥させないことが大切です。
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