熊本県天草市にある「轟の滝」で 川遊び をしていた人たちのうち、100人以上が嘔吐や下痢などの体調不良を訴える事件が発生しました(胃腸炎に近い症状が多いらしい)。
体調不良を起こした人は8月12日~8月18日にかけて轟の滝周辺で川遊びした人。
この報告を受けて熊本県は遊泳を控えるよう呼び掛ける看板を設置。
水質と感染症の検査を実施しましたが、水質に異常のある数値は見られず2024年8月26日現在でも原因は分かっていないとのこと。
原因が分からないと、ここ以外の地域でも子どもに遊びをさせるのは怖いです。
実際に子どもが体調不良を起こした男性によると、毎年遊びに来ている轟の滝が今年は水の量が少なくて水温がぬるめだったとのこと。
降水量のデータを確認すると、現地の7月下旬~8月下旬までの30日間の降水量は17ミリで平年の9%。
熊本県は水の量が減っていることは把握しているが、それが直接の原因か分からないと発表しているようです。
今回の原因は分かりませんが、 川遊び をしていた人たちが感染症に罹った事例として2016年に沖縄県本島北部の河川で発生した「レプトスピラ症」の集団感染があります。
このとき、発症するまでの潜伏期間は平均11.8日、医療機関を受診したのは発症後平均3.3日。
症状としては発熱、結膜充血、筋肉痛、頭痛、胃腸炎。血液および尿検査により肝機能障害や腎機能障害がみられた人もいたようです。
レプトスピラ症はネズミ・イノシシ・マングースなどの尿に潜む病原性レストスピラが水や土壌を通して人に感染するものだそうです。
経皮感染もするので、川に潜らなくても病原性レストスピラは傷口などから入り込んで潜伏するそうです。
参考:
熊本県の調査結果(2024年8月26日発表)
熊本県は調査の結果、「原因はノロウイルスである可能性が高い」としました。
- 滝つぼの水や一部の患者の便からノロウイルスが検出された
- 周辺に汚染原因となる施設はない
- ウイルスに感染していた人が轟の滝で嘔吐や下痢をし感染が広がったのではないか
8月12日頃に滝つぼまたは周辺の水がノロウイルスに汚染され、水の量が少なかったことからノロウイルスが滞留していて川遊びをした人が経口感染したと結論づけられた。
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