台所でゴキブリが発生してしまったので、ブラックキャップを設置しました。
目撃したゴキブリは大きくても小指の爪くらいのもの、小さいものはアリくらいのもの。大きくないので発見した端から捕殺していますが、すばしっこいので2回に1回は獲り逃してしまっています。
獲り逃しを防ぐために噴射型の殺虫剤を使いたいのですが、食材や調理器具のあるところで使うのはイヤなので使用を躊躇しています。
台所でも使えて、ゴキブリを殺す効果のある方法を探して……アルコール除菌スプレーが効くことを知り、実戦に投入したら効果がありました。
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ゴキブリにアルコールが効く理由
アルコールスプレーを噴射されるとゴキブリは窒息します。
ゴキブリは体にある気門で呼吸をしていて、体の表面の油で水を弾いて窒息を防ぐようになっています。しかしアルコールは油で弾かれないため、気門がふさがれて窒息してしまいます。
さらに、揮発性があるアルコールは体温を奪うため、自分で体温を調節できないゴキブリは急激な体温低下で動きが鈍ります。
ゴキブリは生命力の強い生物なので、アルコールを吹き付けただけで死なないこともあります。動きが止まったら必ず捕殺しましょう。
ゴキブリの卵には熱湯をかける
ゴキブリの卵は硬い殻(卵鞘)の中に入っているため、薬剤やアルコールが効かないので、熱湯をかけて卵をゆで卵にしてしまいます。
ゴキブリの卵鞘は小豆ほどの大きさ、鉛筆を削ったときの芯よりも少し大きいくらいです。
生物のタンパク質は43℃になると変質。体の大きな人間のタンパク質が43℃まで上がるには量や時間が必要ですが、ゴキブリの卵ほど小さなものならば一瞬熱湯をかけるだけで変質させられます。
掃除をしたらミントスプレーで仕上げる
ゴキブリは埃や髪の毛をエサとするので、こまめな掃除でゴキブリの増殖を防ぐことができますが、繁殖力が高い生物なのでゼロにすることは難しいです。
ゴキブリを防ぐ方法として効果的なのが、ゴキブリにとってイヤな環境にすることです。
ゴキブリが嫌がるのがハッカ(薄荷、ミント)の香り成分です。
掃除したあとにハッカ油スプレーを吹き付けておくことで、ゴキブリが出ていくように仕向けます。
ハッカ油(ミント油)はドラッグストアやホームセンターで購入できます(1,000円未満でコスパもよい)。
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