無垢床の隙間で ヒメマルカツオブシムシ (幼虫)を発見しました(虫の名前は写真を撮ってGoogle検索)。
無垢床は板と板の間に隙間があり、仕事に行き詰まるとそこにカッターの刃を入れて間の汚れをほじくり出しています。
気分転換になりますが、気づくと30分以上もやっていることもあります。
ヒメマルカツオブシムシ
体長2~3.2mmの卵型の幼虫で、体色が黒・茶・黄・白色の縞々模様。派手な見た目なので小さくても直ぐに発見できます。
エサは乾燥動物質、乾燥植物質、毛職物。毛髪や羽毛でも生きていけるそうなので家の中では生育し放題。10カ月以上の幼虫期間で約7回脱皮し4~4.5mmの成熟幼虫になるそうです。
幼虫で越冬して春に羽化するとコガネムシのような見た目になるそうです(飛翔能力はなし)。
扱いは害虫。
博物館、美術館、資料館などでも書物の皮表紙や羊皮紙、展示ケース内に敷かれたフェルト、乾燥動植物標本などが被害にあうことが少なくないそうです。
虫なので殺虫剤(スプレー型、燻煙型)が効きますが、有効な駆除・予防方法は小まめな掃除と洗濯。
衣替えの時や長期間着る予定のない衣類をしまう前には念入りに洗濯をし、可能ならばガス乾燥機で5分~10分温めて死滅させるとよいです(幼虫は50℃に5分さらされると死滅するとされている)。
今年は残暑が長くてダニも繁殖しやすかったようなので衣替えは要注意ですね
防虫剤の代表『ムシューダ』でも「衣類の虫とは?どんな種類の虫がいるのですか?」という質問に対して次の様に回答していました。
一般的衣類害虫は、イガ、コイガ、ヒメカツオブシムシ、ヒメマルカツオブシムシの4種です。衣類を食べるのは幼虫の時期で特に夏期に活動しますが、暖房の行き届いている現在では1年中虫に食われる可能性があります。
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