Uber Eatsで、配達車両として『軽乗用車』が登録できるようになりました(旧ルールでは「軽貨物車」だった)。
新ルール設定の背景
2022年10月27日、国土交通省が「軽乗用車の事業用利用を解禁」解禁したため、Uber Eatsでも軽乗用車を使って食料品の配達ができるようになりました。
- 雨天や雪などの悪天候下でも配達ができる
- 長距離の配達ができる
軽乗用車を使った配達を始める方法
ステップ1:経営届出をする
運輸支局で貨物軽自動車運送事業に関する経営届出を行います。
届出に必要な書類
①貨物軽自動車運輸事業経営届出書
②運賃料金設定届出書および運賃料金表
③事業用自動車等連絡書
④車検証(コピー可)
①~③:運輸支局でもらって記入、もしくは、国土交通省等の公式サイトでダウンロード・印刷したものに記入して提出も可。
②:運賃料金に関してはUber Eatsヘルプページ「軽乗用車の車両登録について」を参照。詳細については先に試験導入されていた札幌運輸支局もしくは宮城運輸支局に問い合わせ。
ステップ2:事業用ナンバープレートを取得
軽自動車検査協会で事業用ナンバープレート(黒ナンバー)を取得する。軽自動車検査協会は運輸支局の隣もしくは近くにあるのが一般的です。
交換に必要な書類
①押印済みの事業用自動車など連絡書※ステップ1で取得
②自動車検査証(原本)
③現在使用中のナンバープレート
④交換費用※前後両面で1,500~2,000円(相場)
リース車両やローン返済中の車両の場合は所有者が異なるため、所有者が発行する「申請依頼書」を取得・提出する必要がある。
ステップ3:保険会社に連絡
自賠責保険(自動車賠償責任保険)については、車両を事業用利用する場合も保険料が同じなので、手続きとしては車両登録番号の更新(手続きは任意)。
任意保険については、事業用利用のためのプランに変更する必要があります。
※保険会社によってはシステムが未対応で、「事業用軽乗用車」の記載がなく「自家用軽乗用車」と記載されることがあります。これについてはUber Eatsは暫定処置として車両番号と車検証やナンバープレートの番号が一致していれば申請を受理しているそうです。
ステップ4:掲示するサインの作成
軽乗用車を配達に利用する場合、周囲から『事業用車両』と分かるように「〇〇運送」や「〇〇配達中などと記載したサインを提示する必要があります。サインはドアやダッシュボードに貼る・置く必要があります。
ステップ5:配達方法の変更を申請
Uber Eatsの書類再登録ページから自分のアカウントにログインし、必要書類をアップロードします。すでに稼働している場合は、サポートセンターから配達方法の変更を申請する。
交換に必要な書類
①運転免許証
②ナンバープレート※ステップ2で取得した黒ナンバー
③自賠責保険証
④任意保険または自動車共済証書
⑤車検証
―――【PR】―――
自動車保険は同じようにみえて補償内容が少しずつ違い、補償内容を変えると保険料も簡単に変わるので、一括見積りを使って毎年見直したほうがいいです。
「法人」の場合は、法人向けの自動車保険が一括見積りできる「保険スクエアbang!自動車保険(法人)」がおすすめです。
関連記事:自動車保険の乗り換え、手続きは満期日の前日までに終わらせる – 主婦でときどき小説家の怠惰な毎日 (tudurucoto.info)
コメント