トイレづまり が起きやすい節水型トイレ。
流す水の量が少ないから。
従来型のトイレが1回13〜20L流すのに対し、節水型は3.8〜6L。
トイレットペーパーでも量が多いと詰まってしまう。
突然のトイレ詰まり、かなり困るので混乱する。
トイレ詰まり の原因は「トイレットペーパー」であることが多い
トイレづまりを解消する業者によると、トイレづまりの一番の原因は「一度に流そうとしたトイレットペーパーが多過ぎた」だという。
- 節水型トイレ
- タンク内にペットボトル等を入れていたトイレ
- 管に尿石が蓄積してしまっているトイレ
トイレの排水管は便器の下でS字に曲がっている、
パイプ内に真空の場所を作ることで、下水道から臭いが流れ込んでくることや、虫の侵入を防いでいる。
このS字の部分を流れていくのにはある程度の水量が必要で、多くの便器は規定水量を決まっている。
流すものが多い。
節水対策で流す水を減らしている。
こうすると流れる水量が足りなくなり、詰まる。
トイレ詰まり を防ぐ方法
- 流す水の量を減らすといった節水対策をしない
- 汚物やトイレットペーパーの量が多いと感じたら複数回に分けて流す
この2点を注意するだけでトイレ詰まりはかなり予防できる。
トイレ詰まり (軽度)の対処法
水に溶ける紙類(トイレットペーパー、ペーパークリーナーなど)が詰まってしまった場合、2~3時間ほど放置しておくことで紙が分解されて詰まりが解消される。
解消されると徐々に便器内の水位が下がる。
早く解消したい場合、50℃程度の湯を便器に流し分解を促進する(便器は陶器でできているので熱湯を流さない※便器が割れてしまう)。
湯を入れる前に重曹とクエン酸(同じ量)入れると、炭酸ガスが発生してさらに紙類は分解されやすくなる(ガスが発生するのでトイレ内の換気をすること)。
トイレ詰まり (中程度)の対処法
放置しても解消されない場合、それともかなり急いでいる場合はラバーカップ、通称「スッポン」を使う。
個人的には、子どものいる家庭は常備しておくに越したことがない(大人は“詰まりそう”で予防できるが、子どもは予防できずに詰まらせる)。
ラバーカップには洋式用と和式用があるので注意が必要。
- 便器内の水を半分程度まで減らす(水の量が足りない場合は足す)
- ラバーカップの先端を排水口に密着させる
- ゆっくりとゴムを押し込む
- 力を入れて勢いよく棒を引く
③を勢いよくやるとトイレ内に水が爆ぜるので注意。
②~④を繰り返し、ゴボゴボッという音がして水位が一気に下がったら詰まりが解消されたサイン。
トイレ詰まり (重度)の対処法
スッポンでも解消されない場合、もしくは水に溶けない固形物(例:スマホやオモチャ)を誤ってトイレに流してしまったと分かっている場合は業者に依頼する。
原因のものはS字の部分で止まっていることが多く、取るにはこのS字配管を外して固形物を取り除く必要がある。
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