家庭菜園で 枝豆 を育てる目的は、やはり食べる楽しみのためである。
しかし、それだけではない。
ひと粒の乾いた大豆から始まり、しばらくすると小さな双葉が出て、そして日に日に葉が濃く茂っていく——その成長を眺めるだけでも楽しい。
いや、楽しいのはちゃんと育ったからか。
枝豆 は初めてでも失敗しにくい
枝豆の良さと言えるのは、手のかからなさ。
「手がかからないくせに、実は答えてくれる」ところにあると思う。
- 植える場所は「ひなた」であること、それだけでいい。
- 風通しはほどほどで大丈夫。
- 「午前中に日が当たるか」くらいのざっくり判断でいい。
- 根っこが浅いので、プランターでも育てやすい。
- 水やりは「乾いたらたっぷり」、それだけでいい。
- 枝豆は乾燥を嫌う。
- 土の表面が乾いたら、ドバッとたっぷり水をあげる。
土の水分さえ気にしてやれば、ぐんぐん育って、いつのまにか実をつけている。
毎年「あ」と気づいたときにはかなり実が育っているのが楽しい。
産毛の生えた莢が膨らんでくる様子、それからは毎日のように観察してしまう。
そして、待ちに待った瞬間。
自分の手で採った枝豆を、塩茹でにして、そしてひと口かじる。
どんなに過程の素晴らしさを語っても、あの瞬間に勝るものはなし。
あのために、ほとんど放置だが、育てているようなものだ。
「 枝豆 ロス 」を防ぐための取り組み
収穫を終えると、“枝豆ロス”が起きる。
あれをどう乗り越えるかが毎年の課題だった。
だから今年は、ちょっと工夫してみた。
うちのあるの地域では、枝豆の種の撒きどきは4~7月中旬、収穫時期は7~9月中旬。
7月上旬が被っているから、今年は4月の第一週に種をまいた。
そして計算通り、6月29日に収穫期を迎え、何もなくなったところにまた枝豆の種をまいてみた。
時期は、理論上の話。
上手くいくかどうかは分からない。
枝豆 第二弾 今度はダイソーの種を使ってみた。
種はダイソーで買った100円(税込110円)。
一年に二回は無理なのではないかと、まるで失敗を予知したような私の行動。
この結果がどうなったかは、9月中旬を目安に報告できたらいいと思う。
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