水草の葉に絡まる糸状のコケ「 アオミドロ 」について。最初は水槽の掃除をしているときに髪の毛が落ちてそれが絡まったのかと思いましたがピンセットで取ると色が青(白?)。調べてみたらアオミドロの可能性が高く、よく見ればあちこちに発生していました。
アオミドロ の発生条件
アオミドロ のような糸状のコケの発生原因は水槽内に蓄積した栄養分(硝酸塩、リン酸塩)。
特に光量の強い水草水槽は糸状の繁殖に適していて、僅かな栄養分の蓄積で糸状のコケが発生します。水槽内の栄養分によってアオミドロの色は白、葉色、茶色、緑へと変化するそうです。
アオミドロの発生条件(1つでも該当すれば発生しやすい)
- 魚の数が多い、えさの量が多い
- 水換えの頻度が低い(週に1回未満)
- 水草が少ない、水草が育たない(リンや窒素を水草は吸収する)
- コケ取り生体が入っていない
アオミドロ をヤマトヌマエビは食べるのか
ヤマトヌマエビやミナミヌマエビはコケ取り生体の定番で、ヤマトヌマエビの場合は60cm水槽の場合で20匹が目安になります(餌を与えている場合はコケ取り効果が鈍い ※餌を優先で食べてしまう)。
エビとの混泳はできないので我が家では飼いませんが(エビを捕食してしまう)、コケ取り効果が強力と言われるのが「サイアミーズフライングフォックス」です。エビより安定したコケ取り効果が期待できるとのこと(60cm水槽に2匹が目安)。
光量を弱めて アオミドロ の発生を抑える
照明の光量を現在の3分の1~半分程度に調整し、点灯時間を6時間程度にします。
また10日間ほど照明を消すことで糸状のコケを大幅に減らすことができるそうです(この方法は水草に影響が少なく非常に効果的とのこと)。
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