O型の人は健常者であっても、血をとめるための因子の一部が他の血液型に比べて20~30%しかないことが分かっています。
血が止まりにくい、血が固まりにくいと聞くと「ケガのときに大変だ」と思います。
実際に大量出血するような大けがをした場合、O型の人の死亡率は他の血液型に比べて倍以上高いという報告もあります(O型患者の死亡率28%に対し、O型以外の患者の死亡率は11%)。
しかし血が固まりにくいというのは病気リスクから見ればメリットで、血栓が原因で発生する病気になるリスクがO型の人は他の血液型に比べて少ないと言う報告があります。
O型以外の人は、O型に比べて心筋梗塞のリスクが1.25倍高い
O型以外の人は、O型に比べてエコノミークラス症候群(静脈血栓塞栓症)のリスクが1.75倍高い
AB型の人は、O型の人に比べて脳卒中のリスクが1.83倍高い
AB型の人は、O型の人に比べて認知症になる可能性が1.82倍高い
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