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読書感想文 ? それってつまり“心の冒険記録”だよね?

子どもや家族との時間
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読書感想文 の夏に向けて、今年も「埼玉夏休みすいせん図書」の案内が届いた。

全国学校図書館協議会(SLA)が選んだ本の中から、埼玉の先生たちが「これを読んでほしい」と思った本をさらに厳選したラインナップらしい。

このSLAの選書、実はかなり信頼できる。
子どもたちの読書力や感性を育てるうえで、“ちゃんと読ませたい本”が揃っているという印象だ。

そして今年の選書には、ひとつの願いが込められているように思う。
それは――「読むことで、子どもが自分の世界を少し広げられるように」ということ。

他者との関係、自分の気持ち、社会とのつながり。
そういったものを、物語を通して少しずつ“自分ごと”として感じていけるような本が多い。

読書感想文の素材としても、「自分だったらどうする?」と考えやすい作品が揃っているので、親子で一緒に読んで、話して、感じてみるのにもぴったりだと思う。

読書感想文 におすすめ「埼玉夏休みすいせん図書」

今回の「埼玉夏休みすいせん図書」のラインナップを見て感じたのは、“心の揺れ”や“他者との関係”に焦点を当てた作品が多いということ。

小さな命との出会いが、子どもの心を動かす

動物との出会いを通して、命の重さや優しさ、責任感を育むテーマ。

“保護猫”や“捨て犬”など社会的な背景を含んだ物語が多く、現実と向き合う力を育てる意図が感じられた。

自分の気持ちと向き合う

「学校が苦手」「友だちってなに?」「自分ってどんな人?」といった子どもたちが日常で感じる“もやもや”に寄り添う作品が多く選ばれている。

これの意図として、読書を通じて“自分の気持ちを言葉にする力”を育てようとしているのでは?

冒険と発見で世界を広げる

ファンタジーやノンフィクション、サバイバルや地域再生など、“知らない世界に触れる”体験を促す本が豊富。

特に「地域の伝承」や「自然との共生」をテーマにした作品には、今の時代に必要な“想像力と共感力”を育てる意図が感じられる。

読書感想文 のため、子どもの読書習慣のため。でもどこで買う?

小学校がバックについていることで、ちょっと“殿様商売”っぽく見えてしまう——それが、いわゆる「指定書店」。
だからなのか、こちらもつい反骨精神が出てきてしまう。

紙の本はどこで買っても定価(同じ価格)。

だったら家計のことを考えて、ポイント還元があるAmazonや楽天市場で買いたいし、個人的には中古でもいい。

同じ“応援”をするなら、フェアをやったり、陳列に工夫があったり、販売に本気を感じる蔦屋書店のような全国チェーンのほうを応援したい。それは、今後の「買う楽しさ」への投資でもあると思っている。

学校や役所向けの卸問屋のようになっている指定書店に行くたび、書店が減っていく現状に、なんとなく納得してしまう。

実際、フェアや陳列などに力を入れている書店は倒産していないというデータもある。

もちろん、地域の本屋さんを応援したい気持ちがゼロなわけじゃない。
ポイント還元といっても、10~40pt程度のことだし、「応援したいから、あえて地元で買う」という選択肢もある。

でも、“応援したくなる努力”が見えないと、「それならAmazonで」と思ってしまうのも、やっぱり事実だ。

小学1・2年生むき「はじめての心の冒険」

小学3・4年生むき「出会いとナゾの夏」

小学5・6年生むき「心が揺れる選択」

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