普段は電子書籍を利用しているのですが、今回は久し振りに本屋さんで本を買いました。
『小説家になろう』で好きになった古池マヤ先生の「もう一度会えたなら、いっぱいの笑顔を〜望まれぬ花嫁は一途に皇太子を愛す」です(書籍化に伴い『小説家になろう』からは削除)。発売時は紙の本(紙媒体)しかなく、特典の書き下ろしを早く読みたかったこともあり電子書籍化を待てずに紙媒体で購入しました。
紙媒体を購入するのは悩みました……置き場所とか、読む時間とか、何よりも価格(世知辛い!)。
書籍は電子版の方が安くなる理由
書籍(本)は紙のよりも電子版の方が安い、正確には「電子版は定価より安く売ることができる」です。
紙媒体の書籍の値下げを妨げているのが「再販制度」。
再販制度の対象製品は定価販売が義務付けられていて、紙媒体の書籍は再販制度の対象です。但し、中古本と電子版は再販制度の対象外なので、販売者で販売価格を設定できます。
つまり価格競争が発生している電子版の方が安くなりやすく、実際に多くの電子書籍サービスでは顧客獲得のために定期的にセールを実施したりクーポンを配布したりしています。
電子書籍サービスは複数契約する人が多い
電子書籍を利用している人の多くは、複数の電子書籍サービスと契約しているようです。
提携している決済サービスやポイント等から見れば1つの電子書籍サービスにした方が良いのですが、『独占販売』や『先行販売』といった企業戦略に負けているようです。
私も複数と契約していますが、いずれも年会費等の維持費がかからないので「複数契約したことによる損」はありません。「どこを選ぶべきか」はライフスタイルによって異なりますが、別記事「電子書籍サービスを選ぶポイントは運営会社 (tudurucoto.info)」では選ぶときの決め手の1つとして運営会社について着目しています。
「もう一度会えたなら、いっぱいの笑顔を〜望まれぬ花嫁は一途に皇太子を愛す」書籍化
リデアの王女であるティナーリアは、故国の敗戦により人質として敵国の皇太子で、実はティナーリアの初恋であるキースファルトの花嫁になります。
故国では使用人以下の扱いをされていた庶子の王女であるティナーリアが嫁いだ先で溺愛される、よくある典型的なシンデレラストーリーかと思いきや、夫となったキースファルトには「恋人がいる」と冷たく言い放たれるし、周囲の人たちの陰謀に巻き込まれたりして、かなり波乱万丈です。
本作品はコミカライズもされています(フルカラー)。
原作のイラストを担当した紡木すあ先生が描いた作品なので、原作と合わせて全く違和感なく読むことができます。
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