経済ニュース として「日経電子版おすすめニュース」からほぼ毎日の押さえておきたいトップニュース2本を紹介。
2025年1月22日の 経済ニュースは 次の2本。
- トランプ氏就任式、テック大手トップに際立つ「厚待遇」
- 金融庁、保険金水増しも処分対象に 代理店の規制厳しく
経済ニュース (1)トランプ氏就任式、テック大手トップに際立つ「厚待遇」
米国で20日開かれたトランプ新大統領の就任式には政権との関係強化を狙うテック大手のトップらが出席した。巨額寄付などで取り入る経営者の座席は演台に近く、厚遇ぶりが際立った。選挙戦を支えた側近やトランプ氏と近い各国首脳のほか、第1次政権で貿易戦争に発展した中国も特使が出席し、同氏との距離感が透ける場となった。
トランプ大統領は多くの大手テック企業のCEOや創業者たちと良好な関係を築いています。
- テスラのイーロン・マスク
- グーグルのサンダー・ピチャイ
- アップルのティム・クック
- メタ(旧フェイスブック)のマーク・ザッカーバーグ
- アマゾンのジェフ・ベゾス など。
就任式でこれらのテック業界の大物たちは前列に座り、特別な待遇を受けていました。これは、彼らがトランプ大統領との良好な関係を築くために奔走してきた結果と言えるでしょう
良好な関係を築くためにやることの基本は「相手に利益を与えること」。トランプ大統領の就任式に集まった約310億円の寄付金が集まったが、テック業界のトップたちが多額の寄付をしたそうです。
大手企業のトップがトランプ大統領を推す理由:彼の施策は彼らのビジネス環境に良い影響がある
- 中国などからの輸入品に対する関税の引き上げ
- 国内生産を促進し、アメリカ国内での製造業の復活を支援
- テック企業はサプライチェーンが多様化、国内での生産が増えて輸入関税の影響を受けにくくなる
- バイデン大統領は関税の一部を見直し、特に同盟国との貿易関係を強化することを目指していた。
- 化石燃料の利用を推進し、エネルギーコストを抑える
- テック企業はエネルギーコストの削減が期待できる(特にデータセンターの運営コストの低減が期待できる)
- バイデン大統領は気候変動対策を重視し、再生可能エネルギーの普及を推進していた。
- 不法移民対策を強化して労働市場の安定化を図る
- テック企業は合法的な労働力を確保しやすくなる
- 労働市場の透明性が向上することで、優秀な人材の確保が容易になると期待される
- バイデン大統領は不法移民対策を強化しつつも、人道的なアプローチを取ることを目指していた(移民の家族分離政策を見直し、移民の権利を尊重する政策を推進)。
先日のニュースの話。事故に遭い亡くなった聴覚障害者の子どもの「将来生み出す利益」について裁判所は「進歩している技術を活かせば障害者でも健常者と同じ扱いができる」と判断。
技術はどこで役に立つか、その影響力は分からない。
よって、この件ではテック企業の生産性が上がり、より良いものが生まれるほうに期待を寄せたいと思います。
経済ニュース (2)金融庁、保険金水増しも処分対象に
金融庁は大規模な兼業保険代理店への規制を厳しくする。代理店も担う中古車業者などが必要のない修理をして保険金を水増し請求した場合に、業務停止命令などの行政処分を出せるようにする。こうした不正請求が相次ぎ発覚したことを踏まえ、迅速に対応する体制をつくる。
現行の保険業法には、直接法令違反を問う規定がないそうです。
その理由は保険業界の規制が主に自主規制や行政指導に依存しているとのこと。つまり、不正かどうかを個人の価値観や倫理観で判断しているということになります。ビッグモーターの件がこの点を問題視するキッカケになり、政府は「改善が必要」と判断したそうです。
あなたは、この問題に対してどのように対処すべきだと思いますか?
現状では、不正かどうかの判断が曖昧。つまり十人十人違う答えを出す可能性がある。これはルールにならない、しかし保険金請求のケースは多種多様。そのためAIによるロジカルな判断が望ましい。
その通りですね。
肯定するのか……
不正かどうかの判断が曖昧で、人によって異なる結果が出る可能性があるため、AIによるロジカルで一貫性のある判断が求められるのは理解できます。
AIの導入により、多種多様な保険金請求ケースに対して、次のようなメリットが期待できます:
- 一貫性の確保:
- AIは同じ基準を用いて判断を行う
- 人によるバラつきを減らすことができる
- 迅速な処理:
- AIは大量のデータを短時間で処理できる
- 保険金請求の審査プロセスを加速させることができる
- パターンの識別:
- AIは過去のデータから不正行為のパターンを学習する
- 新たな不正行為を検出する能力が期待できる
- コスト削減:
- 効率化による保険会社のコスト削減
- 保険契約者へのサービス向上へつながる可能性がある
AIの導入にはデータの品質やアルゴリズムの透明性、倫理的な考慮など、慎重に取り扱うべき課題も存在します。しかし、正確で公平な判断が求められる分野において、AIの活用は非常に有望な解決策となるでしょう。
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