JAバンク は「バンク」なのに銀行ではなかった。そもそも銀行とは?

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 保険料の引き落とし口座を JAバンク の口座に設定しようとしたら選択肢になく、なぜかを調べてみたら JAバンク は銀行ではないことがわかりました。

 それでは JAバンク とは何のか、そもそも銀行とは何か。

 ちなみに、この辺りを知らずにJAバンクに口座があるのは、小学校の学年費や給食費等の引き落とし口座がJAバンクに指定されていたからです。

JAバンク は「銀行」ではないなら何なのか?

 日本の法令で銀行とは「銀行法上の銀行(普通銀行)」のことで、日本銀行・特殊銀行・協同組織金融機関および株式会社商工組合中央金庫は含まないそうです(Wikipediaより)。

 JAバンク は銀行ではなく「協同組織金融機関」のひとつ

 協同組織とは「共通する目的のために集まった組合員たちによる集まり(組織)」で、JAバンクは農業協同組合・農業協同組合連合会が設立した金融事業です。

 普通銀行と違いJAバンクや労金の目的は公平、協力、助け合いといった社会的連帯経済で、普通銀行と最も違う点は優先順位。

 普通銀行は「株式会社」なので株主の利益が優先されますが、協同組織金融機関は組合員(会員)や地域社会を優先しているそうです。

JAバンク は一般の会社員でも利用できる

 小学校の費用の引き落としに指定されたように、最近では農協の会員以外でもJAバンクが利用できるようになっています。

 普通口座の「預け入れ」「引き出し」ならば普通銀行と何も違いはありません。
 手数料はかかりますが、JAバンクもコンビニATMで利用可能です(手数料については普通銀行でも発生しているところが多いので大した違いはない)。

 ただ、銀行ではないことで今回のように保険料の引き落としに利用できないことがありますが、これは収納代行システム上の問題です。

 

 

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