災害発生から10日、被災地外でも起きる「 急性ストレス障害 (ASD) 」に注意

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 2011年に発生した東日本大震災の発生後2週間ほど過ぎた頃から心の不調を訴える人、「 急性ストレス障害 (ASD) 」の症状を訴える人が増えたと報道されました。

 不調を訴える人は被災地だけとは限らなかったとのこと。

 直接被災したわけでなくても震災の情報により心の健康に大きな衝撃を与えられて発症することもあるそうです。

 能登半島地震から10日。「 急性ストレス障害 (ASD) 」の症状は誰にでも起きることですが、きちんと食事を摂ること(米をしっかり食べること)で予防できたりするようです。

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「 急性ストレス障害 (ASD) 」の症状

 「 急性ストレス障害 (ASD) 」はPTSD(パニック障害)になる一歩手前の状態で、特徴的な症状として、以下のようなものが挙げられます。

  • トラウマになった出来事が繰り返し、脳裏に現われる(フラッシュバック)
  • 悪夢を見る
  • 現実感が低下している
  • トラウマを想起させる出来事、刺激を避けようとする
  • 心身が緊張状態にあり、動悸などを自覚する
  • 不眠・不安症状がある

 一過性のものなので症状は4週間ほどで治まるそうですが、もしも症状が4週間以上続く場合はPTSDの治療を検討する必要が出てくるそうです。

「 急性ストレス障害 (ASD) 」は誰にでも起こり得る

 「 急性ストレス障害 (ASD) 」は心の弱い人だけが罹るものではなく、心的ストレスなどをキッカケに起きるものなので誰でもかかる可能性があります。

 脳内の神経科学環境が心的ストレスなどをきっかけに変化することで発症してしまうそうです。

 うつ病の症状に決まったパターンがないため気づきにくいです。例えば不眠や食欲不振に陥る人もいれば、反対に仮眠食欲亢進になる人もいます。

「 急性ストレス障害 (ASD) 」対策は食事

 「 急性ストレス障害 (ASD) 」対策として食事があります

 浜松医科大学の高田名誉教授によると、「『食べる』という行為は、孤独感を解消する効果がある」そうです。

 孤独感は「考える時間の増加」が原因で、人によりますが「やることがなくなること」がいろいろ考えてしまう時間を増やし、そうなると不満や辛いことばかり頭の中で反芻してしまい、結果として孤独感が強まってしまうそうです。

 やること=食事。

 さらにオックスフォード大学の研究ではオリゴ糖がストレスを軽減して不安を減らし、その効果(程度)は抗うつ剤と同じ程度だったそうです(GOSもFOSもストレスを軽減の程度はSSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害薬)のような抗うつ剤と同じ程度)。

 米には良質な糖分がたくさん含まれており体にも心にもよいもの。

 米を炊く前に、40~50℃のお湯に1時間ほどつけてから炊くとオリゴ糖が2倍ほど増えるそうです。オリゴ糖は腸内細菌(善玉菌)のエサになるので便秘の解消にも有効です。

https://www.tudurucoto.info/?p=2314
https://www.tudurucoto.info/?p=2342
https://www.tudurucoto.info/?p=2363

参考記事

被災地外でなぜ急増?急性ストレス障害・うつの対策法 [メンタルヘルス] All About

抗うつ薬と同じくらい不安を減らす作用がある…医師が「心に効く」と言うスーパーで買える”身近な食材”【2023下半期BEST5】 (msn.com)

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