AI画像 を作るときイメージに合わないイラストがたくさんできますが、私が求めているのではないだけで、「これはこれでいい」というイラストがたくさん出来あがります。
これらの画像をただ削除するのは勿体ないと感じ、販売して「リサイクル」することにしました。
AI画像 のリサイクル先として、「Adobe Stock」「PIXTA」「イラストAC」を比較検討し、PIXTAをメインの販売プラットフォームとして活用することにしました。
それぞれのプラットフォームの特徴を踏まえ、私の活用方法をまとめました。
AI画像 販売戦略|最適な販売プラットフォームを選択
AI画像のリサイクル先として、「Adobe Stock」「PIXTA」「イラストAC」を検討し、PIXTAをメインの販売プラットフォームとして活用し、宣伝用としてPIXTAで販売しないAI画像をイラストACに投稿する戦略をとることにしました。
Adobe StockとイラストACを選択しなかった理由
- Adobe Stock
- 販売単価が高い点は魅力的
- 5MB以上のJPEG画像しか販売できないため、1MG以下のCopilotで生成したAI画像は販売できない。→Adobe Stockは選択肢から外れる。
- イラストAC
- 画像の審査基準が比較的緩く、投稿しやすい
- すべて無料ダウンロード形式(収益はダウンロード数と広告収益に依存)
PIXTAは単価が低いものの有料販売が可能であるため、リサイクルしたAI画像を資産として活用しやすいというメリットがあります。
PIXTAの登録方法については「PIXTAでAI画像クリエイターとして登録する方法と注意点」で解説しています。
AI画像 の販売戦略|クリエイターとして認知度を高めるためにイラストACを活用
PIXTAの画像アップロード数には月30件の制限があり(イラストACは無制限)、販売できる画像が限られてしまうため、PIXTAの売り上げを伸ばすという最終目的のもと、認知度を上げるためにイラストACを活用することにしました。
AI画像 販売戦略|イラストACとPIXTAのルールの違いに注意
イラストACとPIXTAはどちらもAI画像を販売・公開できるプラットフォームですが、販売ルールに違いがあります。
項目 | イラストAC | PIXTA |
---|---|---|
販売形態 | 無料ダウンロード | 有料販売 |
価格設定 | 価格設定不可 | クリエイターが設定可能 |
収益モデル | ダウンロード数と広告収益による報酬 | 画像の販売価格から報酬獲得 |
審査基準 | 比較的審査が緩め | 商用利用基準を満たす必要あり |
アップロード制限 | 制限なし(審査あり) | 月30件まで(審査あり) |
利用者層 | 個人・企業が無料で素材を探す場 | 高品質な素材を求める企業・クリエイター |
著作権 | アップロード時に著作権はイラストACに譲渡される | 著作権はクリエイターが所持 |
イラストACとPIXTAを掲揚する場合、この2つのサイトでは画像の著作権が異なることに注意が必要です。
イラストACにアップロードした時点でその画像の著作権はイラストACに譲渡されるため(著作権法27条および28条を含む)、クリエイター本人でも自由に使用できなくなることになります。また、その画像の使用用途についてもアップロード者は関与できません。
さらに、イラストAC側で追加されるタグや変更に関しても通知はなく、アップロード後の管理はサイト運営側の判断に委ねられます(意図していない解釈、使われ方をする可能性があるということ)。
つまり、今後使用する可能性のある画像はイラストACでアップロードしないほうが安全安心です。
まとめ| AI画像 の販売戦略
AI画像 を販売する際、プラットフォームごとの特性を理解し、適切な戦略を立てることが重要です。
特に、イラストACにアップロードした画像は著作権がイラストACに譲渡されるため、クリエイター自身が自由に使用できなくなることを理解した上で、慎重に運用することが必要です。
このような販売戦略を活用しながら、AI画像 のリサイクルを進め、より多くの人に作品を届けていきたいと考えています。今後も販売状況を見ながら、最適な方法を模索しながら運用を進めていく予定です。
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