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AI画像 の販売戦略ーイラストACの「無料ダウンロード」を活かしてみる

創作エンジン
この記事は約4分で読めます。

AI画像 を作るときイメージに合わないイラストがたくさんできますが、私が求めているのではないだけで、「これはこれでいい」というイラストがたくさん出来あがります。

これらの画像をただ削除するのは勿体ないと感じ、販売して「リサイクル」することにしました。

AI画像 のリサイクル先として、「Adobe Stock」「PIXTA」「イラストAC」を比較検討し、PIXTAをメインの販売プラットフォームとして活用することにしました。

それぞれのプラットフォームの特徴を踏まえ、私の活用方法をまとめました。

AI画像 販売戦略|最適な販売プラットフォームを選択

AI画像のリサイクル先として、「Adobe Stock」「PIXTA」「イラストAC」を検討し、PIXTAをメインの販売プラットフォームとして活用し、宣伝用としてPIXTAで販売しないAI画像をイラストACに投稿する戦略をとることにしました。

Adobe StockとイラストACを選択しなかった理由

  • Adobe Stock
    • 販売単価が高い点は魅力的
    • 5MB以上のJPEG画像しか販売できないため、1MG以下のCopilotで生成したAI画像は販売できない。→Adobe Stockは選択肢から外れる。
  • イラストAC
    • 画像の審査基準が比較的緩く、投稿しやすい
    • すべて無料ダウンロード形式(収益はダウンロード数と広告収益に依存)

PIXTAは単価が低いものの有料販売が可能であるため、リサイクルしたAI画像を資産として活用しやすいというメリットがあります。

PIXTAの登録方法については「PIXTAでAI画像クリエイターとして登録する方法と注意点」で解説しています。

AI画像 の販売戦略|クリエイターとして認知度を高めるためにイラストACを活用

PIXTAの画像アップロード数には月30件の制限があり(イラストACは無制限)、販売できる画像が限られてしまうため、PIXTAの売り上げを伸ばすという最終目的のもと、認知度を上げるためにイラストACを活用することにしました。

AI画像 販売戦略|イラストACとPIXTAのルールの違いに注意

イラストACとPIXTAはどちらもAI画像を販売・公開できるプラットフォームですが、販売ルールに違いがあります。

項目イラストACPIXTA
販売形態無料ダウンロード有料販売
価格設定価格設定不可クリエイターが設定可能
収益モデルダウンロード数と広告収益による報酬画像の販売価格から報酬獲得
審査基準比較的審査が緩め商用利用基準を満たす必要あり
アップロード制限制限なし(審査あり)月30件まで(審査あり)
利用者層個人・企業が無料で素材を探す場高品質な素材を求める企業・クリエイター
著作権アップロード時に著作権はイラストACに譲渡される著作権はクリエイターが所持

イラストACとPIXTAを掲揚する場合、この2つのサイトでは画像の著作権が異なることに注意が必要です。

イラストACにアップロードした時点でその画像の著作権はイラストACに譲渡されるため(著作権法27条および28条を含む)、クリエイター本人でも自由に使用できなくなることになります。また、その画像の使用用途についてもアップロード者は関与できません

さらに、イラストAC側で追加されるタグや変更に関しても通知はなく、アップロード後の管理はサイト運営側の判断に委ねられます(意図していない解釈、使われ方をする可能性があるということ)。

つまり、今後使用する可能性のある画像はイラストACでアップロードしないほうが安全安心です。

まとめ| AI画像 の販売戦略

AI画像 を販売する際、プラットフォームごとの特性を理解し、適切な戦略を立てることが重要です。

  • PIXTAは厳選したAI画像 を有料販売し、商用利用向けに提供
  • イラストACは無料公開することで認知度を高め、PIXTAの販売につなげる
  • PIXTAの月30件制限を考慮し、イラストACで余ったAI画像 を活用

特に、イラストACにアップロードした画像は著作権がイラストACに譲渡されるため、クリエイター自身が自由に使用できなくなることを理解した上で、慎重に運用することが必要です。

このような販売戦略を活用しながら、AI画像 のリサイクルを進め、より多くの人に作品を届けていきたいと考えています。今後も販売状況を見ながら、最適な方法を模索しながら運用を進めていく予定です。

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