マイナンバーカードは『マイナポータル(https://myna.go.jp)』を通じて必要な手続きをすると健康保険証として利用できるようになります。
かかりつけ医院でも、マイナンバーカードを読み取る機械が導入されていて驚きました。
個人的な印象では街で一番最後に導入しそうな病院だったため意外も意外。
失礼ながら先生に導入理由を聞けばそういう講習があって、簡単そうだし病院として特にデメリットがないから導入したそうです。
それを聞いてこれからマイナンバーカードを受け付ける病院が増えるだろうなと思いました。
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マイナンバーカードの利用状況
マイナンバーカードの普及状況
マイナンバーカードの普及率 …… 77.0%
デジタル庁が2023年5月21日に発表した政策ダッシュボードによると、マイナンバーカードの累計申請件数(有効申請)は9690万9447件、人口に対して申請件数率は77.0%となるそうです。
マイナンバーカードの申請は随時受付中ですが、マイナポイント対象となる申請は2023年2月末までだったので、2023年3月に大きく上昇したあとは大きく落ち込んでいるそうです。
公金受取口座の登録状況
マイナンバーカードに公金受取口座を登録した人の割合 …… 60.4%
デジタル庁が2023年5月21日に発表した政策ダッシュボードによると、マイナンバーカードに公金受取口座を登録した人は5432万1031人。登録率は人口に対して60.4%となるそうです。
健康保険証との紐づけ状況
マイナンバーカードを健康保険証と紐づけた人の割合 …… 68.9%
デジタル庁が2023年5月21日に発表した政策ダッシュボードによると、マイナンバーカードを健康保険証と紐づけた人は6195万3317人、登録率は人口に対して68.9%となるそうです。
マイナンバーカードを健康保険証にすると、
医療費が少し安くなる
マイナンバーカードを保険証として利用すると、窓口で負担する医療費が通常よりも安くなるそうです。
初診の場合、診療報酬窓口負担額が18円→6円
(2024年1月以降は12円→6円)
再診の場合、診療報酬の窓口負担額が6円→0円
(2024年1月以降は0円→0円なので得にはならない)
この施策は一般的に「劇的な負担の軽量化ではないが、頻繁に医療機関を使う人にはそれなりの効果が見込める」と評価されています。
通院の記録や薬の処方履歴が確認できるようになる
自分がいつ、どこの病院にかかり、どんな薬を処方されたかを『マイナポータル(https://myna.go.jp)』から確認できます。
電子版おくすり手帳とも連携できるので、今まで以上におくすり手帳の利便性を向上させることができると見込まれています。
高額医療費制度の申請手順が簡素化できる
高額医療費制度を利用する場合、従来は窓口で「限度額摘要認定証」を提示する必要がありました。
しかしマイナンバーカードを保険証として利用することで、認定証を提示しなくても限度額を超える支払いが免除されるようになりました。
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