証券会社が倒産したら「 iDeCo (個人年金)」はどうなる?何かで補償される?

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 iDeCo (イデコ)を利用している証券会社が倒産したらどうなるのか?

 こんなことを思ったのは、昨年12月の新規株式公開(IPO)銘柄の株価操作問題を巡って金融庁がSBI証券に一定期間の一部業務停止命令を出す方針を固めたと日経新聞で報道されたからです。私はSBI証券で iDeCo の運用をしています。

  • 業務停止命令の対象は新規上場企業の株購入を勧誘し受託する業務
  • 個人向けの株や投資信託のネット取引は停止命令の対象外

iDeCo 年金資産を預けている金融機関が倒産してしまったら

 iDeCo で利用している金融機関が倒産・破綻したとしても、で運用している年金資産には影響はないそうです。

 なぜならこの場合の金融機関は金融商品の申込み窓口、年金資金は信託銀行に移されて全ての商品の買い付けは信託銀行で行われています。信託銀行では年金資産と会社固有の資産は厳しく分別管理しているため、信託銀行が倒産・破綻しても年金資産はほぼ全額保護されます。

 ただし今後も年金資産を運用するために別の金融機関への移し替えをする手続きが必要ととなり、その手間や移し替え期間中は資産の運用ができないなど全く影響がないわけではありません。

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わたし
わたし

SBI証券もそうですが、「管理費」を考えるとネット証券で iDeCo を利用したほうがお得な気がします(SBI証券は年間100円未満)。

iDeCo 年金資産を運用している「投資先」が倒産してしまったら

 iDeCo の金融商品は3種類、「定期預金」「保険」「投資信託」です。

 定期預金で運用している資産のうち、預金保険によって1000万円+その利息部分までは保障されますが、それ以上はペイオフの対象でカットされる可能性があります。

 保険で運用している資産のうち、契約者保護機構により9割は保障されますが1割は毀損する可能性があります。

 投資信託で運用している資産は倒産などの影響はありません。

 投資信託の運用会社(〇〇アセットメント等)は運用指示を出しているだけなので年金資産と会社固有の資産は別管理、そのため投資信託で運用している分の資産が減る心配はありません(運用が他の会社に引き継がれる、あるいは繰り上げ償還されて運用資金は戻る)。

参考記事

金融庁がSBI証に一部業務停止命令へ、IPO株価操作で-報道 – Bloomberg

iDeCo(イデコ)に加入している金融機関が破たんしたら!? | iDeCo online (sbisec.co.jp)

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