褒められたときに「 ありがとう 」と返せる人は、その”素直さ”が好まれ、叱られたり怒られたりしながら周囲のサポートを受けてどんどん伸びるとのこと。
これはブッダの教えである仏教に基づいた考え方だそうです。
仏教は今から2500年前に北インドでブッダという僧が説いた教えで「苦を手放すこと」が全体の教えの基本となっているそうです。ブッダについて知りたい場合は、500年前に北インドでブッダという僧が説いた教えで「苦を手放すこと」が全体の教えの基本となっているそうです。
仏教やブッダについて知りたいなら、手塚治虫先生の独自解釈ではありますが「ブッダ」が分かりやすいです。学校や街の図書館にあることもあります。
コミックシーモアで読めます【14巻完結】ブッダ(手塚治虫)シリーズ
ブッダの晩年の様子や臨終の様子を書いたお経(涅槃経)には、ブッダが弟子たちに向けて最期に「怠ることなく励め」という言葉を遺したとあります。
仏教は神や仏にすがるのではなく、「絶え間なく努力をして苦をなくし、明るく生きなさい」という教えを説いているそうです。
早起きが苦に感じる子でも、頑張って朝6時起きを習慣にすることで早起きが苦じゃなくなり、明るい気分で朝を過ごせるようになるというわけです。
この努力には4種類あるといいます。
- これまでやってきた悪いことをやめる努力
- どんなに魅力的でも悪いことをしない努力
- いまできている善いことをさらに伸ばす、続ける努力
- 新しい善いことに挑戦し続ける努力
善悪の判断は人それぞれですが、社会生活を送る上で子どもでも「しなければならないこと」があります。
集団生活を送る上でのルールといいますが、「これを守らないと/これができないと周囲に迷惑をかける」というやつで、他人に迷惑をかけることは往々にして悪(悪いこと)となるでしょう。
”素直さ”というのは、周囲の感情を逆立てないため「好ましく思われる」性質です。
好ましく思われる人は周囲に人が集まりやすく、周りの善意によるサポートを受けることで成長する機会を得ることができます。
その素直さが分かりやすく現れるのが「褒められたとき」で、褒められてときの反応は次の3パターンになります。
- 「そうでしょう」喜ぶ、偉ぶる
- 「いえいえ」謙遜する
- 「ありがとう」受け入れる
このうちで「素直」は三番目。
日本人は謙虚といわれるように謙遜する2番目を選択する人が多いですが、周囲から好ましいと思われるかどうかというと相手の意見を否定してしまっているため絶対に好感触を得られるとは限りません。
その点「ありがとう」と答えることで周囲の意見を受けいれていますし、ほとんどの場合によって「ありがとう」は今後も前向きにやっていく意思表明と捉えられるので、周囲からは好感触を得やすくなります。
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