2024年、東京の 桜の開花予想 が10日後ろにずれた。予想が大きく変わった要因はなに?

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 日本気象協会(tenki.jp)が発表した2024年の 桜の開花予想 が大きく変化しました。

 関東地区の開花予想 3月21日 → 3月30日 (平年の開花日は3月24日)

 桜の開花予想 が「平年より早い」から「平年より遅い」に大幅変更になったのは何だったのか?

関東地区の 桜の開花予想 が10日ずれる

 東京の開花予想が3月中頃に変化し、3月30日(平年より6日~10日ほど遅い)になりました。

 2月末の時点では「3月21日 平年より3日~6日ほど早い」で小学校の入学式にあたらないことを残念に思っていましたが、開花予想が10日ほどずれたことで4月8日の入学式は満開が期待できそうです。

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桜の開花予想 に変化を与えたのは2月下旬以降の寒さ

 桜の開花予想 には12月~3月の気温が大きく影響します。

 桜の花芽は夏に形成されて休眠に入り、冬になって一定期間低温にさらされたのちに目覚めます。これを「休眠打破」といいます。 

 2023年‐2024年の冬は平年より気温が高めだったため休眠打破が遅れて「桜の開花は遅い」と予測されたところ、それ以上に暖かい日が2月に続いたため一転して「桜の開花は早い」に予測が変化。

 しかし2月下旬以降は3月下旬まで寒い日が続き、つぼみの成長が遅くなったため桜の開花が2月時点での予想より大幅に遅れているようです。

 また日照時間の記録をみると2月上旬から3月中旬にかけての日照時間は昨年比93%。
 これが開花の遅さに影響してる可能性もあるそうです。

 東京の桜は2月上旬からの積算気温が次の条件のどちらかをみたすと大体咲くそうです。

  • 日平均気温を積算して400℃以上
  • 日最高気温を積算して600℃以上

桜の開花予想 がいつなら入学式に桜咲く?

 「入学式=桜咲く」にするには、入学式の約1~2週間前が桜の開花予想日だとよいそうです(開花予想から約1週間で満開、その後1週間くらい見頃が続く)。

 でも入学式に桜咲くが望めないのが実情。

 東京の標本木も1990年頃までは3月下旬から4月上旬に開花していたそうですが、1988年の「4月2日」を最後に1989年以降はずっと開花予想は3月。

 今年は1988年ほど遅くはならなさそうですが、久しぶりに「入学式に桜咲く」が望めそうです。

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