2024年、東京の 桜の開花予想 は3月21日……卒園式と入学式の間で微妙な気分

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 日本気象協会(tenki.jp)が発表した2024年の 桜の開花予想 では、全国的に平年並み~平年より早くなる見込みだそうです。

 今年は下の子が小学校に入学。

 入学式に桜が咲いていて欲しかったというのに、うまくいかないものです。

関東地区の 桜の開花予想

 埼玉県に住んでいるので東京の開花予想をチェック、「3月21日 平年より3日~6日ほど早い」とのこと。

 下の子の卒園式が3月19日で桜の開花予想日より手前、そして入学式は4月8日で桜の開花予想日より2週間以上後ろ……「なぜ今年は平年より早いのか」と嘆いてしまいました。

 ちなみに天気予報でよく聞く「平年」とは、いまは1991年~2020年の平均値だそうです。

桜の開花予想 に影響を与えるのは寒さ

 桜の開花予想 には12月~3月の気温が大きく影響します。

 桜の花芽は夏に形成されて休眠に入り、冬になって一定期間低温にさらされたのちに目覚めます。これを「休眠打破」といいます。 

 2023年‐2024年の冬は平年より気温が高めだったため休眠打破が遅れて「桜の開花は遅い」と予測されたところ、それ以上に暖かい日が2月に続いたため一転して「桜の開花は早い」に予測が変わったそうです。

 確かに「いまはまだ2月だよね」と確認したくなる、20℃を超える暖かい日が2月にありました。

 ……あれのせいか。

 いっそのこと「かなり早い(平年より7日以上早い)」になってくれれば卒園式にヒットしたのに、2月下旬~3月上旬の平年より低めの気温のせいで「早い」にとどまったとか。

桜の開花予想 がいつなら入学式に桜咲く?

 「入学式=桜咲く」にするには、入学式の約2週間前が桜の開花予想日だとよいそうです(開花予想から約1週間で満開、その後1週間くらい見頃が続く)。

 でも入学式に桜咲くが望めないのが実情。

 東京の標本木も1990年頃までは3月下旬から4月上旬に開花していたそうですが、1988年の「4月2日」を最後に1989年以降はずっと開花予想は3月。

 おかげで「入学式に桜がほぼ散っていた」ということも少なくなく、2020年と2021年は開花が3月14日と早かったため「入学式が葉桜だった」という声が多く聞かれたそうです。

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