旭山桜 は美しい花を咲かせる桜の中でもコンパクトなサイズが魅力の品種です。一般的な桜と違い、植木鉢でも育てやすく、限られたスペースでも華やかな春を楽しむことができます。
「桜を育てたいけれど、庭がない」
そんな方にもおすすめなのが、旭山桜の植木鉢栽培。本記事では、旭山桜の育て方、植木鉢で管理するポイント、開花を楽しむコツについて詳しく解説します。
手軽に桜を楽しめる旭山桜の魅力を知り、春の美しさを自宅で満喫してみませんか?
旭山桜 は「鉢植え向き」に改良された品種
一般的なソメイヨシノなどの桜は、大きく育つため庭や広いスペースが必要ですが、旭山桜は鉢植え栽培を前提に品種改良されているため、庭がなくても問題なく育てられるのです。
旭山桜は若木のうちから開花するためすぐに花を楽しめる、一才桜の代表的な品種です。「一才」という言葉は、園芸用語で若いうちから花や実をつける性質を指し、桜以外にも「一才柚子」や「一才藤」などの植物にも使われます。
旭山桜は新種ではなく、矮性(わいせい)の桜の一種です。サトザクラの仲間で、樹高が2m程度にしかならず、鉢植えや盆栽向きに改良された品種として知られています。
コンパクトに育つ
旭山桜は成長しても高さ1m~1.5m程度に収まるため、植木鉢でも十分なスペースで栽培できるのが特徴です。
根が浅く、鉢でも育ちやすい
一般的な桜は地面に深く根を張るため鉢植えには向きませんが、旭山桜は根が浅めで、鉢の中でもしっかり育つので問題ありません。
開花が豪華で庭植えと遜色なし
鉢植えだと花付きが悪いのでは?と思うかもしれませんが、旭山桜は枝いっぱいに豪華な花を咲かせるため、庭植えの桜と比べても遜色なく楽しめます。
旭山桜 を植木鉢で育てるメリット
- 庭がなくても桜を楽しめる
- マンションのベランダや玄関先でもOK!スペースがなくても、鉢植えで気軽に桜の美しさを楽しめます。
- 管理しやすく、育てやすい
- 地植えと違い、鉢植えなら根の広がりをコントロールでき、剪定や水やりの管理がしやすいのもメリット。
- 移動ができるので環境に合わせやすい
- 気温や日当たりの状況に応じて鉢を移動して管理できるため、最適な環境で育てることが可能。

昨年はこの鉢を庭に置いていましたが、今年は家族が家の中から見られるようにとベランダに移動しました。
旭山桜 の植木鉢栽培で押さえておきたいポイント
- 鉢のサイズ
- 5号~7号の鉢からスタートし、根の成長に合わせて大きな鉢に移し替えると良い。
- 土の種類
- 水はけのよい培養土を使用し、適度な肥料を与えることで健康に育つ。
- 水やりの頻度
- 春~夏は乾燥しやすいので、適度な水やりを心がける。冬は控えめに。
- 日当たり
- 日光がよく当たる場所で管理すると開花がより美しくなる。
旭山桜 が見切り品(おつとめ品)のコーナーに多い理由
我が家の旭山桜は見切り品で、500円で購入したものです。
旭山桜を見切り品としてみることが多い理由としては、鉢植えで販売されることが多く、季節によって状態が変わりやすいため、開花時期を過ぎると売れ残りが出やすいことが考えられます。また、苗のサイズや生育状況によって価格が変動しやすいことも影響しているかもしれません。
それでも、旭山桜は小さくても豪華な花を咲かせる魅力的な品種なので、見切り品でも適切な管理をすれば十分楽しめます
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