DIYやガーデニングなど屋外で暖房が欲しいとき、玄関やガレージなど電源がないところで暖房が欲しいとき、便利なのは「 カセットガスストーブ 」です。
電源不要、灯油不要なので災害時にも便利です。
今回は「 カセットガスストーブ 」について。
「 カセットガスストーブ 」とは?
カセットガスストーブとは、カセットガスボンベ(CB缶)を使ってガスを燃焼させることで温める暖房器具です。
カセットガスボンベはカセットコンロなどでつかう、液化したLPガスが入った缶です。
「 カセットガスストーブ 」特長
- コンパクト
- 軽量
- コードレス(電源不要)
- 配管不要
- 給油不要
「 カセットガスストーブ 」不便なところ
- 1本のガスボンベで暖房できる時間は2~3時間
- 低温に弱い
カセットガスストーブはランニングコストがかかります(ボンベ交換、使用済みボンベの処分などの手間もかかる)。
イワタニによると、気温が10℃を下回ると液化したガスが気化しにくくなり、5℃以下になるとほとんど気化しなくなるのでカセットガスストーブは使用できません(ブタンガスを使用したガスボンベの場合)。
真冬に外で使用する場合は、プロパン混入など低温時対応のガスボンベが良いです。
「 カセットガスストーブ 」選び方
「 カセットガスストーブ 」最大発熱量
カセットガスストーブの性能は「最大発熱量(kW)」で、大きいほど暖房能力は大きくなりますが連続燃焼時間は短くなります。
「 カセットガスストーブ 」使用シーン
ストーブには「反射式」と「対流式」があります。
反射式は電気ストーブ等のように燃焼部の周囲に配置した反射板からの輻射熱で暖めます(足元など正面を温めるのに向いている)。
対流式は温まった空気が上昇していく対流によって部屋全体が暖められます。対流式はやかんや鍋を上においてお湯を沸かせられます。
「 カセットガスストーブ 」安全装置
屋内用と屋外用で安全装置に差があります(屋外用を屋内で使用しないように注意してください)。
屋内用は転倒による火災や一酸化炭素中毒などの事故を防止するため、次の3つの安全装置が義務付けられています。
- 転倒防止装置
- 立ち消え安全装置
- 不完全燃焼防止装置
屋外用ストーブは「PSLPGマーク」が本体に貼付けされたものでなければ、2020年6月1日以降は販売が禁止されています。海外製品を購入する場合は注意しましょう。
「 カセットガスストーブ 」おすすめ2メーカー
SENGOKU ALADDIN
センゴクアラジン(Sengoku Aladdin) ポータブルガスストーブ イエロー(SAGBF02A-Y)/レッド(SAGBF02A-R)灯油ストーブ「ブルーフレームヒーター」の英国発祥ブランドALADDINと、その製造元である日本の暖房機器メーカー千石によるブランドです。
発熱量は0.8kW~2.0kW(連続燃焼時間約1時間40分~4時間20分)、屋内でも屋外でも使用できます。
イワタニ
Iwatani イワタニ カセット ガス ストーブ マル暖 やかん 置ける アウトドア 屋内外 両用 おしゃれ 丸形 CB-STV-MRDイワタニはカセットガス機器の大手メーカーです。
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