狂犬病の危険。
2024年2月、群馬県伊勢崎市で、四国犬が公園で遊んでいた12人(小学生4人を含む)を噛み、さらに散歩中のトイプードルを噛み殺した事件が発生。
調査の結果、この四国犬はワクチン接種を受けていなかったことが判明(狂犬病を発症していたかについては報道されていない)。
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狂犬病を発症しているかどうかは見た目では分からない
狂犬病を発症している犬なのかどうかは、残念ながら見た目では分からない。
狂犬病は脳炎を起こす病気なので、犬の行動・性格・身体機能が急激に変化する。
初期症状で様子がおかしいと感じるそうだが、他人の犬の場合は日頃を知らないため普通の犬に見えてしまうことが多い。
狂犬病と聞いて想像されるような攻撃的な状態は初期症状のあとにくる興奮期(狂躁型)、次第に神経が壊れて動けなくなるのが麻痺期(終末期)である。
狂犬病は人間にも感染する
狂犬病を引き起こす「狂犬病ウイルス」は、犬に限らず全ての哺乳類に感染する。
そして発症するとほぼ100%の確率で死亡する。
そのため、狂犬病ウイルスへの感染が疑われる場合は、必ずワクチン接種をして発症を防ぐ。
ワクチン接種で発症は防げる。
日本では1957年以降、人・動物ともに国内で感染した狂犬病の発生は確認されていない。
ただし、海外で感染し、帰国・入国後に日本で発症した「輸入症例」は1970年、2006年、2020年に確認されている。
海外では今も狂犬病で多くの人が命を落としており、 世界的に最も危険な感染症のひとつとされている。
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狂犬病 の感染と潜伏期間
狂犬病は、狂犬病に感染した動物に噛まれると感染。
傷口から唾液を介してウイルスが体内に入ってくる。
感染してから発症するまでの潜伏期間は、一般的に1~3ヶ月と言われている。
事例として、感染してから2年後に発症したケースもある。
発症前に、狂犬病に感染しているかどうかを調べる手段はない。
他人の犬に噛まれた場合、できるだけ早く病院に行く必要がある。
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犬以外に 狂犬病 に感染している可能性の高い動物
狂犬病ウイルスを発症したケースでは、90%以上が犬を介している。
だが、必ずしも犬とは限らず、海外ではほとんどの国で感染する可能性がある。
海外渡航中は犬に限らず、動物に噛まれないように注意したほうがいい。
特に注意すべき動物を地域別にみると次にようになる。
- アジア・アフリカ : 犬、猫
- アメリカ・ヨーロッパ : 犬、猫、きつね、あらいぐま、スカンク、こうもり
- 中南米 : 犬、猫、こうもり、マングース
飼い犬の狂犬病ワクチンの接種は義務
飼い犬に狂犬病ワクチンを接種することは飼い主の義務である。
この義務は法律で決められている。
狂犬病ワクチンの接種については、「日本ではもう感染例がない」などを理由に不要論が出ている。
そして、実際に接種率も70~80%ほど。
だが、法律で決まっている以上は義務である。
個人の意見は関係ない。
他人の犬に噛まれた場合、警察に通報する理由がここにある。
「噛んだ犬が本当に狂犬病ワクチンの接種をしているかどうか」を警察に調べてもらわなければならない。

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