小学生の子どもから「SDGsってなに?」と聞かれたとき、「SDGsとは持続可能な開発目標のこと」は言える。
ても、「なんでそんなことをするの?」と聞かれて悩んだ。
SDGsを達成するために努力する理由。
幸せになるため?
人類滅亡を防ぐため?
改めて考えたら、SDGsのことを理解できていないようだ。
SDGsとは「持続可能な開発目標」のこと
持続可能な開発とは、現在の世代の欲求を満足させつつ、将来の世代の欲求も満たすことができる開発を指す。
いままでは、子どもたち将来のため、今の世代に対しては努力や我慢が求められる風潮だった。
この考えが変化。
SDGsでは、今を生きる人々のニーズを満たしながら、将来の世代が必要なものを得る可能性を損なわない開発が目標となっている。
SDGsは、いま世界が抱える課題をまとめている
SDGsでは、「持続可能な、多様性と包括性のある、誰一人取り残されない社会の実現」が最終目標となっている。
そのためにどうすればいいのか。
SDGsでは、いま起きている問題を17個にまとめ、問題解決の具体的な対象と手段を169個にまとめている。
例えば、「貧困をなくす」という問題に対して。
具体的な対象(ターゲット)は――。
- 2030年までに、1日3.00未満※で生活する人を、あらゆる場所で失くす(※2026年10月現在の基準)
- 2030年までに、貧困状態にある人を少なくとも半減させる(「貧困状態」の定義は各国で定める)
- 2030年までに、貧困層やそれに類する状況の変化の影響を受けやすい人々が、災害や災難時に被害を受ける危険度を小さくする
そのための手段として――。
- 開発協力強化などを通じ、資源を増やす。
- 資源を増やすことで計画や政策を立てることができ、それらを通じて適切かつ予測可能な手段が講じられる
- 国、地域、国際レベルで、貧困層やジェンダーについて考えられた開発戦略に基づく施策や枠組みを作り出す
SDGsを意識した投資|ESG投資
2006年、国連は金融業界に対して「責任投資原則(PRI)」を提唱した。
それは、大規模な投資をおこなうとき、その会社が環境や社会への責任を果たしているかをよく考えてほしいというもの。
その指標となるのが「ESG」で、ESGとは環境(Environment)、社会(Social)、企業統治(Governance)の頭文字をとった略称。
このときはまだESGの基準が曖昧だったが、2015年にSDGsが定められるとこれがある程度定まった。
現在、大規模な投資を行うとき、投資家は企業に対してESGに基づく非財務情報(汚染物質の排出状況、商品の安全性、供給先の選定基準、従業員の労働環境など)の開示を求めることができるようになった。
SGDs 日本の達成状況
2023年10月:総合評価79.4点(169か国中21位)

2026年10月:総合評価81点(169か国中20位)

SDGsの達成状況について、2030年までを目標として4段階(4色)で表現されます。
- 緑:SDGsが達成できそうな状態
- 黄:SDGsが達成が見込める(必要な成長率の50%以上)
- 橙:SDGsを達成は難しそう(必要な成長率の50%未満)
- 赤:間違った方向に進んでいる(成長率がマイナス、達成スコアの減少)
フードロスの削減は身近なSDGsです。
日本は食料自給率が低く、食料の約6割を輸入に頼っていますが、厳しい流通管理のために多くの食材が廃棄されています。
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