参加しています

11月2日は「書道の日・習字の日」|書写教育の歴史と「恋」「愛」の漢字の由来

6.今日は何の日
この記事は約3分で読めます。

今日は何の日? ―― 11月2日は「書道の日・習字の日」

書道の日・習字の日

「いい(11)もじ(02)」の語呂合わせ。

手書き文字の魅力や書道文化を広めるため、日本習字教育財団が2013年に制定。

11月1日の「古典の日」と11月3日の「文化の日」に挟まれた日でもあり、文化や芸術に親しむ季節にふさわしい記念日となっている。

学校で書写や書道を学ぶ理由

昔の日本では、役所の届け出、契約書、手紙など、なんでも手書きだったため、学校には「文字を正しく、美しく書く能力を身につける」という役割があった。

国語と別であるのには、書道は単なる文字練習ではなく、漢字文化圏における伝統芸術でもあるためらしい。

日本独自の「ひらがな」と「カタカナ」。

「ひらがな」は草書体から生まれ、「カタカナ」は漢字の一部を取って作られるなど、筆で発達してきたため、書道を学ぶことは日本語の成り立ちを体験することでもある。

また姿勢を正して行う習字は、「集中力や丁寧さを養う」という教育効果も期待されている。

日本と中国の書の歴史に触れられるおすすめ博物館

台東区立書道博物館(根岸)

書道そのものを深く知りたいならまずここ。

中村不折が収集した甲骨文字、青銅器、拓本、書跡など約16,000点を所蔵。

日本で最も有名な書道専門博物館の一つ。

中国・日本の書道史上重要な資料を所蔵し、「書を芸術として見る」だけではなく、「漢字はどう生まれ、どう日本に伝わったのか」までの流れが分かる。

漢字の歴史を知りたい人に特におすすめ。

公式サイト台東区立書道博物館

京都国立博物館

「書跡」分野の展示が充実している。

平安貴族が実際に書いたかな文字を見ると、「文字そのものが美術品だった時代」が実感できる。

古今和歌集の古筆や王羲之関係資料など、日本・中国の名筆を見ることができる(※作品は展示替えがあるため、王羲之関係資料や古今和歌集の古筆をいつでも見られるわけではない)。

公式サイト京都国立博物館

東京国立博物館(上野)

書道専門ではないが、 古筆、写経、書跡など幅広い資料に触れられる総合博物館。

空海や藤原行成などに関連する国宝級の作品の特別展が定期的に開催される(展示作品は会期ごとに変わる)。

PR 出かける前は「アソビュー」をチェック。
無料の会員登録でお得が多い。

「恋」と「愛」、字の由来

【 GoodNovel 】拝啓「愛する女」のために私を捨てた旦那様。今度は私を選ばせます。
恋人だった幼馴染と結婚し、待望の赤ちゃんを授かった。  ――それが、幸せの絶頂だった。 よそよそしくなった夫は突然「愛する女性ができた」といい、中絶と離婚を要求される。――絶対に許さない。愛を奪われた女が仕掛ける、極上の復讐劇『 拝啓「愛する女」のために私を捨てた旦那様。今度は私を選ばせます。』は GoodNovel で連載中。毎日更新予定。

「恋」と「愛」。

どちらも人を大切に思う気持ちを表す言葉だが、漢字の成り立ちや使われ方には違いがある。

「恋」という字

「恋」の旧字体は「戀」。

上部の「䜌」と、下部の「心」からできている。

「䜌」は音を表す要素とされ、下部には感情を表す「心」が使われている。

複雑に重なる字の形から、糸が絡まるように心を奪われる様子を連想することもできる。

ただし、これは字の形から受けるイメージであり、漢字本来の成り立ちをそのまま説明したものではない。

日本語の「恋しい」「恋い慕う」という表現には、離れている相手に会いたい、相手を強く思うという気持ちが表れている。

そのため、「恋」は自分の心の動きに注目した言葉として捉えることもできる。

「愛」という字

一方、「愛」は古代中国の金文にも古い字体が見られる漢字。

字の成り立ちについては複数の解釈があるが、古い字書では、振り返りながら歩く姿から、相手を心にかける意味につながったと説明されている。

「愛」には、慈しむ、大切にする、好む、恋い慕う、惜しむなど、さまざまな意味がある。

恋愛感情だけでなく、親子の愛情や人への思いやり、物事を大切にする気持ちにも使われる言葉だ。

「恋」と「愛」はどう違う?

「恋」は相手を思い慕う自分の気持ち。

「愛」は相手を慈しみ、大切にする気持ち。

そんなふうに考えると、二つの言葉の違いが分かりやすい。

もちろん、これは漢字の成り立ちから導かれる絶対的な区別ではなく、現代の日本語から感じられるニュアンスの違い。

実際には、恋にも相手を思いやる気持ちがあり、愛にも相手を求める気持ちがある。

同じように人を思う感情でも、使う漢字によって印象が変わる。

文字を使って物語を書く立場としては、そんな違いも面白く感じられる。

コメント

タイトルとURLをコピーしました