GoodNovelが新作投稿応援プログラムを開催する予定。
その準備として、「商業Web小説で、今後人気が見込めるロマンス」を生成AIと考えてみた。
🎉新作投稿応援プログラム開催予告🎉 新しい物語を、GoodNovelに投稿してみませんか? 今回はなんと、総額5,000ドル(約75万円)の賞金プールをご用意しました✨ 📚 プログラム概要 🌟 ジャンル不問! 🌟 同じ作者による複数作品の応募OK!(最大10作品) 🌟 短編作品も大歓迎! 💰2つの報酬チャンス! ① 基本創作報酬:20ドル(約3,000円) 新作の本文が累計3万字以上、かつPVが1,000以上に達すると、1作品につき20ドルの基本報酬の対象になります! ② 追加報酬 作品の実績に応じて、残りの賞金プールから追加報酬を分配します!追加報酬に上限なし! 読者が増えれば増えるほど、獲得できる報酬もアップ! たくさんの読者に物語を届けましょう~ 📢 こちらはプログラムの開催予告です 詳細は今後、GoodNovel公式Xおよびnoteでお知らせします。 少しでも気になった方は、ぜひフォローして続報をお待ちください💖 #GoodNovel #小説投稿 #小説好きな人と繋がりたい
— GoodNovel JP 編集部 (@GoodnovelJP) October 30, 2026
※2026年10月30日時点の開催予告に基づく情報
GoodNovelの人気傾向
GoodNovelの上位作品の概要を確認すると、2026年10月現在、中国系ロマンスが日本語に翻訳されているものが上位を占めている。
目立った傾向① 離婚・離縁ロマンス
圧倒的。
タイトルだけ見ても
- 奥様は再婚して妊娠中
- 妻が去った後
- 離婚協議後
- 元夫の初恋の人
- 離婚翌日
- 妻は電撃再婚
などが大量に並び、次のような特徴がみられる。
- ヒロインが尽くしている
- 夫に冷遇される
- 離婚を決意
- ヒロイン覚醒
- 元夫後悔
転生・やりなおしも多い
ただし「小説家になろう」に多い現代知識チートではなく、「裏切られる前に人生をやり直す」タイプが多い。
2026年10月時点のGoodNovel上位では、「冒険ファンタジー」「領地経営」「ハーレム」「バトル主体」の作品はほぼ見られない。
目立った傾向② 後悔する男性(追妻火葬場)
中国では「追妻火葬場(ちいさいかそうじょう)」と呼ばれる人気ジャンルです。
要するに「捨てた妻の価値に気づき、夫が地獄を見る」作品。
次のようなキーワードが多い
- 後悔
- 復縁
- 元夫
- 狂う
- 懇願
目立った傾向③ 強いヒロイン
昔のドアマットヒロインとは少し違い、人気作品では
- 離婚する
- 家を出る
- 仕事に戻る
- 本当の身分を明かす
- 財閥の娘だった
- 天才研究者だった
など、自力で立ち上がる展開が多い。
タグ「復讐」はかなり強いが、「小説家のなろう」に多い「ざまぁ」とは少し違い、GoodNovelでは感情的な報復が多い。
感情的な報復として、タグ「隠された身分」も非常に多い。
- 財閥令嬢
- 天才医師
- 有名デザイナー
- 世界的研究者
離婚後に正体が明らかになるパターンが非常に多い。
目立った傾向④ CEO・財閥・御曹司
現代ロマンスの定番。
2026年10月時点の上位作品には次のようなタグが頻繁に出てくる。
- CEO
- 社長
- 財閥
- 御曹司
これは韓国ドラマの財閥ものに近い。
目立った傾向⑤ 再婚ロマンス
意外に多い。
昔の「初恋至上主義」よりも、「ダメな夫を捨てて再出発」のほうが人気。
GoodNovelの人気傾向から、今後人気が見込めるロマンスを考える
上位100位を見る限り、次に強くなるのは次のような作品だと考えられる。
- 離婚+キャリア復活
- 離婚+子ども
- 愛憎ロマンス
- 執着ロマンス
- 元夫後悔
- 再婚
- 女性の再出発
これに、いま人気の「コミカライズ原作を募集するコンテスト」を参考に、生成AIと一緒に、日本市場で今後人気が出そうな女性向けロマンスについて考えてみた。
あくまでも募集傾向からの予測であり、実際の市場動向や読者の好みを断定するものではない。
ただの「溺愛」ではなく「感情の攻防」
溺愛は、今も女性向けロマンスで注目されるテーマの一つ。
しかし、ただ愛されるだけではなく、
- なぜ愛するのか
- なぜ離れられないのか
- なぜ信じられないのか
という感情の葛藤が、物語を動かす重要な要素になるのではないだろうか。
実際、2026年のエブリスタのコミック原作コンテストでは、「愛憎」「復讐・スカッと」「離婚」「再出発」といったキーワードが挙げられている。
「愛される話」よりも「失ってから気づく話」。
恋愛の甘さだけでなく、人間関係の傷や対立を描く作品にも、編集部が関心を寄せていることが分かる。
ドアマットヒロインは衰退するのか?
虐げられても耐え続ける、いわゆるドアマットヒロイン。
日本市場でも人気だが、今後はどうなるのだろうか。
実際の募集キーワードを見ると、「不遇ヒロイン」は現在も残っている。
その一方で、「再出発」「離婚」「復讐」といった、自分の人生を取り戻す展開も求められている。
つまり、不遇なヒロインが不要になったわけではない。
むしろ、不遇な状況に置かれたヒロインが、そこからどう行動するのかが重要になっていくのかもしれない。
最初は耐えていたヒロインが、自分の意志で未来を選び直す。
そんな物語には、まだまだ可能性がありそうだ。
中国・韓国系作品との競争
電子コミック市場では、日本国内の作品だけでなく、中国や韓国発のWebtoonやWeb小説を原作とした作品も読まれている。
そのため、物語の展開や演出について、国境を越えた影響が生まれる可能性がある。
例えば、裏切り、秘密、契約結婚、身分差、財閥、愛憎といったテーマは、日本の女性向けロマンスとも相性がよい。
一方、過激な裏切りや加害行為のあとに、後悔や謝罪を経て関係が修復される展開は、読者によって受け止め方が大きく異なる。
「そこまでされた相手を許せるのか?」
この問い自体が、物語を読むうえで重要な感情の分かれ目になる。
国ごとの読者の好みを一括りにすることはできないが、異なる作品文化の演出を比較することは、創作の参考になりそうだ。
悪役だったはずの人物にも事情がある
復讐ややり直しをテーマにした物語では、悪役の描き方も重要になる。
単純な悪人として描くのか。
それとも、なぜその行動を選んだのかという事情まで描くのか。
後者の場合、読者によって人物への評価が分かれることもあるだろう。
「この男は許せる?」
「ヒロインにも問題があったのでは?」
そんな議論が生まれる人物造形は、SNSで作品が話題になるきっかけにもなり得る。
ただし、事情があることと、行動が許されることは別。
その違いをどう描くかが、作者の腕の見せどころになるのかもしれない。
ロマンスは恋愛じゃないの?GoodNovelのジャンル分類と読者が求める愛の形


コメント