英誌エコノミストが「Japanese Manga are being eclipsed by Koean webtoon(韓国Webtoonに日本漫画が食われた)」と題した記事を掲載したことについて、韓国のネットユーザーからの反論するコメントが殺到しているとのこと。
「 Webtoon に日本漫画が食われた」英誌エコノミストの分析
2021年の市場規模を比較
グローバルウェブトゥーン 約5094億円(37億ドル)
↕ 約1.9倍
日本の漫画 約2650億円
- 日本の漫画産業は「革新がない」「古いやりかたに固執している」「保守的な慣行」
- 日本の漫画は1960年代から変わらない単行本形式(縦読みの構造が特殊過ぎる)
- 日本の漫画の内容は少数のマニア層のみに通用する
- 韓国Webtoonは「読みやすい」「直感的なストーリー」で大衆の心をつかむ
韓国Webtoon市場規模は約1109億円でまだ小さくとも成長の勢いは日本の漫画市場を上回っていると分析。シンガポールやサウジアラビアの政府系ファンドが相次いで韓国Webtoon企業に投資しているらしいです。
「 Webtoon に日本漫画が食われた」韓国ネットユーザーが反論
- 韓国Webtoonをいくつ集めても『NARUTO-ナルト-] 一つにさえ勝てない。『ONE PIECE』の相手にもならない
- 『ポケモン』ひとつで説明終わり(ポケモンの年間売り上げは40億ドル※2021年のグローバルウェブトゥーンの市場は約37億ドル)
- 『SLAM DUNK』『ドラゴンボール』を超える力作が出るだろうか?
- 『チェンソーマン』『SPY×FAMILY』など今も名作がどんどん出ているのに
- 今のWebtoonは日本のラノベから拝借した転生とか異能とかのストーリーだらけなのに
- 日本の漫画はドラマ化が難しいけれど、Webtoonは簡単なので比較できない
- 日本の漫画は余韻が残るが、韓国Webtoonは瞬間的には輝くがあとに残りにくい
「 Webtoon 」の魅力は分かりやすさ、読みやすさ
私の個人的な見解ですが、Webtoonの作品は王道の設定が多いため、分かりやすくて読みやすい作品が多い感じがします。
設定と絵面から善人と悪人が区別しやすく、「善いものが悪いものを倒す」というストーリー展開が多く、カラーなので髪色や目の色などの描写が不要な点も”分かりやすい”という印象に影響を与えています。
英誌エコノミストの分析の中で、日本の漫画は「少数のマニア層のみに通用する内容」とありました。
確かに、最近読んだ「異世界おじさん」とかSEGA好きという一定のマニアにしか分からないところも少なからずあります。
17年間の昏睡状態から目覚めたおじさんは、異世界からの帰還者だった……。甥っ子たかふみと共同生活を始めたおじさんが語る、新感覚異世界&異文化コメディ!
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