商業Web小説 と趣味で書く小説では求められる構成が少し違うらしい。
先日、担当編集者から「商業向けのWeb小説は、見せ場やフックが大切」というアドバイスをいただいた。
正直なところ、私はこれまで「1500〜2000文字ごとに見せ場を作る」という考え方をしたことがなかった。だからこれはアドバイスというより注意なのだと思う。
今回は編集者から教わった商業Web小説の構成と、恋愛小説における見せ場の作り方について、自分なりの解釈も交えながらまとめてみたい。
商業Web小説 の構成について|現役編集者からのアドバイス

商業向けのWeb小説は、基本的には「強い感情の起伏や印象的な展開」によって物語を牽引していく傾向がある。強い感情の起伏や印象的な展開とは、「見せ場」や「フック」と呼ばれるもの
読者に「続きが気になる」「次も読みたい」と思ってもらうため。
そのため、全体のテンポや感情の流れをよくするために次の二つに注意。
- 各話や重要な話ごとに「どこを一番読ませたいのか」「どの感情を一番強く届けたいのか」を明確にする(しっかりと強調)
- インパクトのある展開や感情の爆発を、日常描写の中に埋め込んでしまうと衝撃や印象が弱まってしまう。
- 見せ場以外の部分はできるだけシンプルにまとめる。

「1500~2000文字ごとに見せ場を作る」という考えはこれまでなかった。
※商業Web小説は1話1500~2000文字が目安
商業Web小説 の構成
「見せ場」とは何だろう
恋愛小説の場合、「感情が動いた瞬間」が見せ場になる。浮気、プロポーズ、誘拐といった大事件を毎話で起こす必要はない。
恋愛小説の「見せ場」五選
- 好きになる(好きに気づいた)
- 特別扱いされる
- 嫉妬する
- 守る(守られる)
- 執着が見える
対策① 「起承転」でまとめる
一話を「起」「承」「転」でまとめる。
- 起:状況の提示
- 承:状況の発展(登場人物の感情のピーク)
- 転:転換(引き または 余韻)
結
「起」で読者に状況を理解してもらい、「承」で主人公など登場人物の感情を描写して読者に共感などしてもらいう。
ビジネス上で大事な「転」では次の種をまく。
- 問題を発生させるなど読者に「どうした?」と思わせる“引き”
- 承で起こした感情を浸透させる“余韻”
対策② 味わってもらう感情を決める

担当編集者
各話や重要な話ごとに「どこを一番読ませたいのか」「どの感情を一番強く届けたいのか」を明確にする
編集さんのアドバイスを「プロット」で考えると「各話で読者に味わわせたい感情を1つだけ決める」がいいように思える。
感情リスト
- キュン
- 嫉妬
- 安心
- 不安
- 独占欲
- 執着
- 誤解
- 溺愛

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