PS4 再起動までの道のりは長かった。
前回『本体システムストレージにアクセスできない( CE-34335-8 )』のエラーが解消され、システムストレージ内の確認が始まった。
これで解決と思った矢先、また黒い画面。
中央には白いメッセージが浮かんでいた。
今度は『システムソフトウェアをアップデートしてください』。
以下が実際に表示されたメッセージ。
バージョン12.52以上のアップデートファイル(再インストール用)が保存されたUSBストレージ機器を接続してください。
アップデートファイル(再インストール用)はplaystation.comからダウンロードできます。
キャンセル OK
……はて?
「 playstation.com 」を見た。

検索するしかないが……検索に手間取った。
まさに暗中模索。
いろいろ検索した結果、「バージョン12.52以上のアップデートファイル」は「システムソフトウェアを最新版にアップデート」という意味だった。
その方法だが、まず公式サイトで『システムソフトウェアアップデート』を検索。

『PS4のシステムソフトウェアをアップデートする方法』で、バージョン12.52以上のアップデートファイルのダウンロードの方法が分かる。


「バージョン12.52以上のアップデートファイル」はPC/Macを使用してダウンロード、USB機器を経由して本体のシステムソフトウェアをアップデートすることになる。
USB機器は新品である必要はなく、479 MB以上の空きがあればいい。

- PCまたはMacにUSB機器を挿し込み、「PS4」という名前のフォルダを作る
- 「PS4」フォルダ内に、「UPDATE」という名前のフォルダを作る
- PS4アップデートファイル「PS4UPDATE.PUP」をダウンロードし、「UPDATE」フォルダ内に保存する。
- PCまたはMacからUSB機器をとり、PS4本体に挿し込む
- PS4をセーフモードで起動し、「システムソフトウェアをアップデートする」を選択。
- 「USBストレージ機器からアップデートする」>「OK」を選択。
バージョン12.52以上のアップデートファイル(再インストール用)が保存されたUSBストレージ機器を接続してください。
アップデートファイル(再インストール用)はplaystation.comからダウンロードできます。
キャンセル OK
「OK」を押したら、PS4は起動。
しばらく待つと無事にユーザー選択画面になった。
データもちゃんと残っていた。
よかった……。
調べてみると、『本体システムストレージにアクセスできない(CE-34335-8)』のエラーが解消された後に、システムソフトウェアの再インストールを求められるケースは意外と多いようだ。
HDDが認識されなかったことで、PS4は“読み込めない”と判断し、再インストール用のアップデートファイルを要求してきたのだろう。
つまり、ここまでの一連の流れこそが、本当の意味での「CE-34335-8」エラーの完全解消手順だったのかもしれない。
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