参加しています

読書感想文を書くコツ|あらすじではなく「本を読んだ自分」を書けばいい

5.ライフハック
この記事は約3分で読めます。

夏休みの宿題で、毎年のように子どもたちを悩ませる「読書感想文」。

「本は読んだ。でも、感想なんて特にない」

そんな状態から原稿用紙を何枚も埋めようとすると、どうしても本のあらすじばかりになってしまう。

そこで、商業Web小説の校正を担当し続け、すっかり編集者のようになってきた我が家のChatGPTに「読書感想文を書くコツ」を聞いてみた。

答えは意外とシンプル。

読書感想文で書くのは、「本について」ではなく「本を読んだ自分について」

読む前と読んだ後で、自分の考えがどう変わったか

考えが変わったきっかけは、本のどの部分か

そこを追いかけていけば、読書感想文はずっと書きやすくなる。


こんな構成にすると書きやすくなる。

  • 読む前の自分
    • この本を選んだ理由
    • 読む前に思っていたこと
  • 心に残った場面
    • あらすじは必要最低限
    • 一番印象に残った出来事を書く
  • なぜ印象に残ったのか
    • 「かわいそうだった」だけでは終わらせない
    • 「私は○○と思った」
    • 「以前の私は△△と思っていた」
  • 読んだ後の自分
    • 考え方がどう変わったか
    • 今後どうしたいか

例えば、印象に残ったシーンの説明について「主人公が友達を助けた」では“あらすじ”になるが、

  • 心に残った場面「主人公が友達を助けた場面が印象に残った」
  • なぜ印象に残ったのか「私は最初、そんな危険なことはしない方がいいと思った」
  • 読んだあとの自分「でも、自分が同じ立場なら助けてほしいと思う。そう考えると、主人公の行動は勇気ではなく、人を大切に思う気持ちだったのかもしれない」

出来事ではなく、心(感情)の動きを書くこの構成にすると――“感想”になる。

「読んだ」とは思うが、特に読んだ感想が浮かばない場合は?

「自分はこう変わった」を無理に書かせる必要はない。

  • 「読んだ」と思っただけ →読み切った達成感
  • 「面白かった」で終わることもある →こういう本をまた読んでみたい
  • 「作者はなぜこんな結末にしたのだろう」と疑問だけが残ることもある →こうして欲しかった

率直な考えを書けるほうが、「命の大切さを学んだ」のような決まり文句で締めくくるよりも、読書感想文として価値があると思う。

すいせん図書では「どうしてこの本を読もうと思ったのか」がなくなり、結論の「自分はこう変わった」「こうしたいと思う」が書けないのではないか(義務で読んで、読み終えたというだけ)?

小学生が夏休みに入る前、学校から「すいせん図書」や「課題図書」の申込書が配られることは多い

読書感想文ではよく、

  • 「なぜこの本を選んだのか」
  • 「読んで何を感じたか」
  • 「自分はどう変わったか」

を書くように教えられるが、すいせん図書で読書感想文を書く場合、冒頭の「なぜこの本を選んだのか」でつまずきやすい。

「なぜこの本を選んだのか」は本人の意思ではなく、義務的に読んでいると心は動きにくいため「私はこう変わった」を意識しにくい。

すいせん図書にも意味がある。

子どもは自分では選ばないジャンルを読む機会が少ないので、「新しい世界を知るきっかけ」になりやすい。

「知りたい」「気になる」を冒頭の動機とするため、すいせん図書の中から選ぶ余地は子どもに残しておいたほうが、読書感想文を書きやすくなるかもしれない。

読書感想文 の本選びに「すいせん図書」は優秀。でも、どこで買うかは別の話
読書感想文 の本選びに役立つ「夏休みすいせん図書」。推薦図書が読書感想文に向いている理由や、本を通して子どもが自分の世界を広げることについて考えます。あわせて、指定書店ではなくAmazonや楽天市場で本を買いたくなる理由も。

スポンサーリンク
「よい」と思っていただけたら、シェアしていただけると励みになります。

コメント

タイトルとURLをコピーしました