人間のまつ毛に棲みつき、目に異常な痒みをもたらす「 まつ毛ダニ 」が2024年秋は異常繁殖しているそうです。
目の痒みは他の病気などの可能性もある上に、目をこする回数が増えると角膜炎や結膜炎になるリスクが高まるので素人判断は危険です。ひどい場合は早めに医療機関を受診するようにしましょう。
専門家によると10月になっても残暑日が続く異常な暑さが原因らしく、目の痒みにより新規で医療機関を受診した患者のまつ毛を顕微鏡で見ると5人に1人の割合でまつ毛ダニがいたそうです(ダニの体色は透明だったので肉眼での発見は難しそう)。
まつ毛ダニは性別や年齢や病気などに関係なく健康的な肌にも棲みつくそうです。
本来なら皮脂を食べて分解するまつ毛ダニは存在しても肌を健康な状態にする程度で問題ありませんが、今回のように暑さで皮脂の分泌が増えるとまつ毛ダニが過剰に繁殖して目の痒みの原因になるそうです(目元の皮脂腺の詰まりやすい高齢者やマツエクを使っている人はまつ毛ダニが繁殖しやすい)。
目をこする回数が増えると角膜炎や結膜炎のリスクが高まるので、まつ毛ダニの異常繁殖を防ぐために目元は清潔に保つほうがよいです(洗顔時に目元を洗うことを心がけるだけでも過剰増殖は十分防げる)。
《まつ毛ダニの異常増殖のサイン》
- 目の痒み
- 異物感
- ゴロゴロする感じ
わたし
今年は衣類につくダニも多そうなので、そちらも注意しましょう。
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