作品集

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英雄の心がわり

港町ヴェルナ――異国の風が吹き抜けるこの街で、治癒師として働くリリアンナは、息子エアハルトと静かに暮らしている。

六年前、愛した男に裏切られ、妊娠中に一人で逃げ出した彼女は、旅の途中で出会った治癒師アンに救われた。

過去を語らず、未来を決めず、それでも日々を積み重ねてきたリリアンナ。潮の香りと朝の光の中、母として生きる彼女のもとに――六年の時を超えて、かつての「過去」が姿を現す。

それは、忘れたはずの痛みか、それとも新たな選択の始まりか。

番の心がわり

五穀豊穣をもたらす金髪の姫として、自由を奪われて育ったサラリア。

ある日、竜族の国ドラコニアの若き竜王ラーシュに「番の匂いがする」と攫われ、彼の腕の中で初めて“愛”を知る。 しかし、公爵令嬢シーラの謀りによって番の座を奪われ、サラリアは罪人として幽閉される。そして彼の口からこぼれた一言——

「人族なんかを」

その言葉がサラリアの心を深く穿つ。 彼にとって自分は“番”だから愛されただけなのか。

番だから愛してる?
番じゃなければ愛してくれないの?

これは、“番”という制度に翻弄された少女が自分自身の愛と生き方を選び直す物語。

幽霊聖女は騎士公爵の愛で生きる(2025年11月12日完結予定)

十七年前のあの日、「聖女」は死んだ。
でも「私」は生きている。

私は父伯爵に異母妹ラシャータの代わりに彼女の婚約者アレックス・ウィンスロープ公爵に嫁げと言われた。

彼は異母妹の自慢の婚約者だったが、魔物との戦いで呪われたという。

二十歳、初めての外の世界。

そこにはたくさんの「愛」があった。

完結済み(短編含む)

溺愛に気づかない彼女は、つぶやきで世界を変える (エブリスタで受賞)

孤児院育ちの平凡な女性セラフィナ。

彼女は自分を特別だと思ったことなど一度もないが、実は彼女はその身に世界に数人しかいない「世界を変える力」の証を背負っている。

そんなことを想像すらしていない彼女の何気ない呟きが、気づかぬうちに国や世界を動かしていた。

破綻寸前で五年以上持ちこたえている商会。
不遇の立場に追いやられた第一王子ルカヴィス。

彼らの運命か変わり始める——すべてはセラフィナの無自覚で。

彼女の何気ない想いが波紋を広げ、やがて第一王子へと繋がっていく——愛と運命が交錯する世界が、いま動き出す。

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