在宅ワークで長時間パソコンに向かう人に増えている「 ストレートネック 」。
首の湾曲が失われることで肩こりや頭痛、めまいを引き起こすこともある。
ここではストレートネックの原因や症状、在宅中にできる簡単な予防ストレッチを紹介する。
ストレートネック とは

首の骨(頸椎)は重い頭部を支えるため30~45度に湾曲して並んでいる。
しかし、前のめりになったり俯くことで頭部の重みが首の湾曲部にかかって拡がり、首の骨が真っ直ぐになってしまう。
この真っ直ぐになった状態が ストレートネック 。
ストレートネック になってしまうと、重い頭部を首と肩の筋肉で支えるため肩・首・背中・腰の筋肉がこってしまう。重症化すると痛みやしびれなどが慢性的になり、普段の生活に支障をきたすことがある。
眩暈などの症状があったり、背骨が変形してヘルニアなどを起こすこともある。
ストレートネック は治りにくい
ストレートネック は長い時間をかけてできてしまった歪み。
だから即効性のある治療法はもちろん有効な治療法もない。
運動療法、器具を使った首の牽引、整体やマッサージ、電気治療などが一般的だが、いずれも決定打ではないため一度ストレートネックになると治りにくい。
悪化すると筋肉の緊張を緩める薬を飲んだり、外科的処置をすることもある。
ストレートネック はストレッチで予防
ストレートネック を防ぐにはストレッチが有効です。
作業中は30分に1回を目安に、上を向いて首の筋肉を緩めるだけでも筋肉のハリを改善する効果がある。
筋肉の疲労の回復にはビタミンB12が良い。

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