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【2024年春版】 季節性インフルエンザ |A型が流行後にB型が流行。1シーズンで2度のピークは異例

ただのひとりごと子どもや家族との時間
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季節性インフルエンザ の流行が今年は長い。

秋から年末にかけてA型が流行したかと思えば年明けからはB型が流行。サイエンスライターによると「1シーズンで2度のピークは異例」らしい。

我が家の被害状況

  • 旦那がインフルエンザA型にかかった
  • インフルエンザB型の流行で上の子のクラスが学級閉鎖。

今シーズンのインフルエンザは始まりが早いため長く流行している。その理由については次の2つがあげられる。

  • コロナ流行が長く続いたことにより十分な免疫を持つ人が減っていた
  • 2023年春からコロナによる行動規制が減り、社会活動が再開したことによりインフルエンザの流行シーズンが例年より3~4カ月早まった

季節性インフルエンザ |A型とB型の違い

季節性インフルエンザ でよく聞く「A型」と「B型」ではウイルスの遺伝子やたんぱく構造が違い、一般的な特徴として――。

  • A型
    • ヒト以外の動物にも感染する
    • 変異が激しいので大流行しやすい
  • B型
    • ヒトのみに感染する
    • 変異が少ないので大流行しにくい

季節性インフルエンザ |「A型だから重症化する」ではない

季節性インフルエンザ の症状について、風邪のような症状で治まるB型に対して高熱がでるA型のほうが『重症』というイメージを持ちやすいが、重症化するかどうかについてはA型もB型も一緒

  • 感染から1~3日後に38℃以上の高熱、頭痛、全身のだるさなどの症状がすぐに・・・現れる(すぐに現れるのが風邪との違い)
  • 薬を飲まなくても1週間程度で自然に治癒することが多い
  • 免疫機能が低い子どもや低下している高齢者の場合は肺や気管支などに二次感染を起こして重篤化することがある

B型についてはお腹の症状がでることもあるため胃腸炎と誤解されるケースもある

実際にいま子どもの通う小学校で相次いでいる学級閉鎖の原因であるB型。この流行の前に嘔吐や下痢の症状で子どもが多く休んでいるというのを保護者ネットワークで聞いていた。あれはB型の症状の一端だったのかもしれない。

季節性インフルエンザ |「A型か、B型か」は素人で判断できない

季節性インフルエンザ にかかった場合、発症から48時間以内ならば専用の薬でウイルス本体に影響を与えて症状が和らげることができる。

インフルエンザの流行時に「38℃以上の熱を出した」や「嘔吐や下痢の症状がある」などという症状を子どもが見せた場合、学校や園でインフルエンザがいま流行しているか確認したのちに医療機関で検査を受けるといい。

検査するかどうかについては医師が判断する。

また、検査の感度には限界がある。

うちの旦那はよくこれに引っかかる。
実際はインフルエンザウイルスに感染して発熱しているのだが、検知できるほどのウイルスがなくて検査結果が「陰性」になる

この特性をかかりつけ医は知っているので、翌日再検査してくれる。発症から48時間になるギリギリを狙って検査すると陽性になるから。子どもたちも同じ体質だから同じ対応(子どもの場合は1回目の検査をせずに翌日蚤のことも多い)。かかりつけ医はありがたい。

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