Googleアドセンス、「 ads.txt 」の作り方と公開方法

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 Googleアドセンスで次のようなアラートがでました。

要注意 – 収益に重大な影響が出ないよう、ads.txt ファイルの問題を修正してください。

 Googleアドセンスのアラートを無視すると、広告配信停止になったりするので、「 ads.txt 」について調べて対応しました。

🚩Googleアドセンスの広告配信制限の原因「 無効なトラフィック 」の問題とは? – 主婦でときどき小説家の怠惰な毎日 (tudurucoto.info)

「 ads.txt 」ファイルとは?

「 ads.txt 」ファイルとは

 ads.txtとは「認定デジタル販売者の公開記録」です。

 認定デジタル販売者のパブリッシャーIDを公開することで、サイト内に設置されている広告枠が正当なものであるかどうかを確認できるようになります。

 ・広告の売買における不正行為を減らす(偽の広告枠の撲滅)

 ・偽の広告枠により、収益が不正に他に流れるのを防ぐ

 ・透明性を高めて広告をさらに強化する

 ads.txtがあることで、Googleアドセンスが広告配信しているサイトの「認定デジテル販売者(パブリッシャーID)」が簡単に識別できるようになります(=偽の広告枠に広告が配信されるのを防ぐことができる)。

「 ads.txt 」ファイルがないサイトの場合

 サイト内にads.txtファイルが無くても、現時点では・・・・・「広告配信が停止される」などの処罰はないそうです。

 但し、Googleアドセンス公式「ads.txtに関するガイド」には、「サイトにads.txtファイルがあり、そこにパブリッシャーID がない場合、Google はそのサイトからの広告リクエストをすべて拒否します」とあるので、《正しいads.txtの設置》は重要なようです。

「 ads.txt 」ファイル、問題の改善方法

「今すぐ修正」をクリックすると、次のような表示がでます。

収益に重大な影響が出ないよう、ads.txt ファイルをダウンロードして、(次の)サイトのルートレベルのドメインにアップロードしてください。

「 ads.txt 」ファイルのダウンロード

 修正指示の末尾に「ダウンロード」のリンクがあるので、クリックして「ads.txt」ファイルをダウンロードします。

 ダウンロードしたtxtファイルは「メモ帳」などで開くことができます(Windowsの場合)。開くと次のような一文があります。

google.com, pub-XXXXXXXXXXXXXXXX, DIRECT, f08c47fec0942fa0

 「pub-XXXXXXXXXXXXXXXX」はパブリッシャーIDで、Googleアカウント毎に付与される16桁のIDです。

 パブリッシャーIDは、普段Googleアドセンス広告を任意の場所に設置するときに使う《広告コード》の中にもあります。

ルートレベルのドメインに、「 ads.txt 」ファイルをアップロード

 サイトのサーバーファイルにads.txtをアップロードします。

 私はXserverのサーバーをレンタルしているので、Xserverのファイル管理ページ(ファイルマネージャー)から、

 ① ads.txtをアップロードするサイトを選択

 ② 「public_html」フォルダを選択

 ③ 「アップロード」をクリックして、ads.txtをアップロード(ファイル名の文字コードは「UTF-8」に設定

 この3ステップで完了です(「public_html」フォルダ内にads.txtが在る状態になります)。Googleアドセンスのサイト内の修正や申告は不要です。

「 ads.txt 」ファイルのアップロード後、問題が修正されているかを確認

 問題にされたサイトのHRLの最後に、「/ads.txt」をつけて開きます。このサイトの場合は「https://www.tudurucoto.info/ads.txt」になります。

 ads.txtがルートドメイン上にあれば、最初にダウンロードしたtxtファイルが開けます(「google.com, pub-XXXXXXXXXXXXXXXX, DIRECT, f08c47fec0942fa0」だけが表示される)。

 ルートドメイン上にない場合は「ページが表示できません」になるので、再度修正が必要になります。

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