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GoodNovel は怪しい?実際に作家として使って分かった課金仕組みと評判の真実

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“ GoodNovel での創作 ”を考えたことのある人の多くは、「 GoodNovel は怪しい」というコメントを見たことがあると思う。

なぜなら、「 GoodNovel 」で検索したとき、「GoodNovel 怪しい」は上位にある。

私自身も、かつては「GoodNovelは怪しいサービスなのでは?」と思っていた一人だ。しかし、作家として関わるようになってから、その印象がなぜ生まれるのかが少しずつ見えてきた。

結論を言えば、 GoodNovel は「怪しい会社」ではないが、日本の無料小説文化に慣れた読者にとっては課金設計と作品構造が“違和感”として映りやすいサービスである。

GoodNovel を”読者”として利用していたときの感想

読者としてGoodNovelを利用していた頃、私は次のような点に不満や疑問を感じていた。

  1. ドロドロした過激なストーリー展開の作品の広告が多い(過激なフレーズでの集客)
  2. 海外作品の機械翻訳が多く、日本語が不自然だったり誤字が多い(低品質)
  3. ロック解除やボーナスの仕組みが複雑(課金誘導)

これらが積み重なり、「やはり怪しいサービスなのではないか」という印象を持っていた。

GoodNovel の”作家”になって解けた誤解

一方、作家として関わるようになってから見えてきた現実は、少し異なるものだった。

ジャンルや作風について

  • 過激で感情の起伏が激しいストーリーは、実際にグローバルでは人気が高い
  • 世界向けのサービスであるため、日本人の感性に合わない作品も多く含まれている
  • ドロドロ・暴力的な展開が多く、「CEO」「狼×人間」などジャンルの定番構造も独特

日本語の不自然さや誤字について

日本語の不自然さや誤字が多い点については、事実ではある。

ただし、これは「小説家になろう」などの国内投稿サイトでも同様の問題は存在するため、投稿サイトでは避けられない不具合なのだろう。

ただ「小説家になろう」と違って GoodNovel には読者が誤字を報告する仕組みがないため、修正は作家本人か編集者が気づくしかない、という構造的な理由もある。

また、日本の無課金・無料文化に慣れている読者ほど、「課金してこのクオリティなのか」という不満を感じやすい可能性もある。

作品の価格(必要コイン数)には明確なルールがある

GoodNovelでは、多くの作品が1チャプターごとの課金制で提供されている。

1チャプターあたりの必要コイン数は、文字数によっておおよそ次のように設定されている(1コインあたり約2~3円)。

  • 約1,000文字:6コイン
  • 約1,500文字:9コイン
  • 約2,000文字:12コイン

文字単価に換算すると、1文字あたり約0.012〜0.018円となり、書籍化作品と大きくは変わらない水準だ。

ロック解除やボーナスの仕組みは「標準的なWeb小説モデル」

GoodNovelの課金・解除システムは、グローバルなWeb小説アプリでは一般的な設計である。

  • 最初の数話は無料、以降は課金で読む「フリーミアムモデル」
  • 広告視聴で1話無料
  • 毎日のログインボーナス

これらは「課金せずに読み進めたい読者」のための代替手段でもあり、無課金ユーザーをアクティブに保つ役割も持っている。

また、読者がロック解除や広告視聴を行うことで、作家にも報酬が発生する仕組みになっている。

GoodNovel の作品の傾向や質に関して

作品の傾向や質は、最終的には「好みの問題」と言わざるを得ない。

ただ、読者目線だけで見ていた頃は、「展開が引き延ばされすぎている」「同じようなパターンの繰り返しが多い」と感じることも多かった。

実際、チャプター数が900を超える作品を最後まで読むと、費用は次のようになる。

10コイン × 900チャプター × 2円 = 18,000円

なぜ長編作品が多くなるのか

こうした作品構造の背景には、GoodNovelの報酬システムが影響していると考えられる。

  • 月25日以上・5万文字更新でボーナス発生
  • 完結時の総文字数が20万文字以上でボーナス発生
  • 40万文字以上になると、報酬はさらに大きくなる
総文字数20万文字とは?

定価1500円のライトノベル1冊の文字数は一般的に8万~12万文字であるため、20万文字の作品はライトノベル約2冊分となる

まとめ

GoodNovelは「怪しいサービス」ではない。

しかし、日本の無料Web小説文化とは異なる前提とビジネスモデルで作られているため、強い違和感を覚える人がいるのも事実だ。

結果として、GoodNovelは「合う人には合うが、合わない人にはとことん合わない」、そんな性質を持ったプラットフォームだと言える。

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