スーパーで買った アボカド の種が発芽した。
これまで10個以上のアボカドの種で試してきたが……成功した理由は「気長に待ったから」かもしれない。これまでは「まだ出ない」で早くに諦めていた。
- 水耕栽培開始 2025年8月14日
- 根が出てきた 2025年9月8日
- 芽が出てきた 2025年9月20日
スマホの写真を見返したら、日程としては1ヶ月弱で根が出てた。

……私、気が短かったの?
それとも失敗していたの?
そんなことを考えていたら、国産アボカドの記事を知った。
愛媛のミカン農家がアボカド栽培に挑戦しているという話。しかも、今世紀末には関東でも栽培可能になるかもしれないという予測まで。
アボカド の適正環境は?
アボカドは本来、メキシコなどの亜熱帯地域が原産。
生育に必要な条件:
- 年平均気温:15〜25℃(特に寒さに弱く、霜が致命的)
- 寒暖差:昼夜で10℃以上あると油分が増して美味しくなる
- 水はけの良い土壌と日当たりの良い南向き斜面が理想
- 風よけがあると幼木の生育が安定
アボカド の改良をしたわけではない、日本の気候が変わっている
農研機構の最新研究によると:
- 今世紀半ば(2040〜2059年)には、アボカドの栽培適地が現在の2.5倍以上に拡大
- 今世紀末(2080〜2099年)には、関東沿岸部も栽培可能な地域に含まれる可能性
- ミカンの適地が北上する一方で、高温化した地域はアボカドの適地に変わる
いまの関東の気候は、アボカドにとって「まだ寒いけれど、確実に近づいている」状態であり、実際に新潟県ではハウス栽培による「雪国アボカド」も登場している。
アボカド を育てる意味は?
- アボカドは健康志向の高まりで国内需要が急増中
- ほとんどが輸入品なので国産は希少価値が高く、1個1000円以上で売れることもある
- 木から収穫するまで熟成が進まないため計画的な出荷が可能
愛媛県松山市では、温州ミカンなどの柑橘栽培からの転換作物としてアボカドの産地化に本格的に取り組んでいる。特に忽那諸島や怒和島などの島しょ部では、温暖な気候と海風を活かしてアボカド栽培に挑戦する農家が増えている。
厳しい現実を改善する技術
- 幼木は寒さや霜に非常に弱く、成木率は2割未満という厳しい現実
- 農家は、南向きの傾斜地・海風・風よけの山という条件を満たした土地は成功率が高い
- スマート農業の導入
- 土壌水分センサーやLoRaWAN®ネットワークを使ったデータ分析
- 収量や品質向上を目指すプロジェクト

Copilot
松山市は「日本一のアボカド産地」を目指して、苗の分譲や栽培指導を強化中。今では150軒以上の農家がアボカドを育てていて、東京や大阪などの都市圏に出荷されるほど注目されています。
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