「 灯油 」価格の推移―2023年の情報を更新

未分類
未分類
この記事は約3分で読めます。

 急に寒くなってきたので「 灯油 」の準備をしました。

 うちはいま石油ファンヒーターを使っていますが、子どもが大きくなったら石油ストーブにしたいと思っています。憧れの石油ストーブはアラジンの「ブルーフレーム」、80年間維持されているレトロなデザインが大好きです(熱効率も良いので省エネ効果あり)。

Amazonで買えます アラジン (Aladdin) 石油ストーブ ブルーフレーム グリーン BF3911-G

【2023年】 灯油 の価格が7年振りに高騰

 灯油 の価格はずっと値上げしていましたが、2023年は7年振りに高騰しました(1リットルあたり116.6円)。

 主な原因は次の3つ、

  • コロナ禍に低迷した経済の影響で値上がりした
  • 円安
  • 石油関連施設が集中しているアメリカ内部に大型のハリケーンが直撃した(施設の復旧が遅れている)

電気ストーブとのコスト比較

 石油ファンヒーターと電気ストーブのコストを比較すると、石油ファンヒーターのほうが1時間あたり6.0円高くなりますが、部屋全体を暖かくすると考えると熱量の補正をして石油ファンヒーターのほうが1時間あたり31.2円安くなります(用途が変わるので単純比較はできない)。

灯油ストーブ電気ストーブ
電気の消費量
(24.8円/kwh)
0.1kW
2.48円
1kW
24.8円
灯油の消費量
(116.6円/L)
2.5kW
(0.243L/h)
28.3円
熱量による補正
(電気=灯油×2.5)
28.3円62円
結果30.8円62円
1時間あたりの運転費用の比較

 補正については、ある調査による1円あたりの熱量は

  • 灯油 約87kcal
  • 都市ガス 約65kcal
  • 電気 約35kcal

 同じ空間を温めることについて熱量を比較すると、電気1に対して都市ガスは1.9、灯油は2.5になります(室内の温度を1℃あげるのに電気のほうが灯油に比べて2.5倍かかる)。

【2022年】 灯油 の価格が18リットルあたり2000円超え

 灯油 価格は2022年に入ってから「円安」や「原油高騰」の影響で上昇傾向にあり、10月には全国平均で18リットルあたり約2,000円に達したそうです(全国平均価格111.1円)。

 実際に今回給油したとき104円(埼玉県)でした。

電気ストーブとのコスト比較

 石油ファンヒーターと電気ストーブのコストを比較すると、石油ファンヒーターのほうが1時間あたり3.6円高くなりますが、部屋全体を暖かくすると考えると熱量の補正をして石油ファンヒーターのほうが1時間あたり35.4円安くなります(用途が変わるので単純比較はできない)。

灯油ストーブ電気ストーブ
電気の消費量
(26.0円/kwh)
0.1kW
2.6円
1kW
26.0円
灯油の消費量
(111.1円/L)
2.5kW
(0.243L/h)
27.0円
熱量による補正
(電気=灯油×2.5)
27.0円65円
結果29.6円65円
1時間あたりの運転費用の比較

 補正については、ある調査による1円あたりの熱量は

  • 灯油 約87kcal
  • 都市ガス 約65kcal
  • 電気 約35kcal

 同じ空間を温めることについて熱量を比較すると、電気1に対して都市ガスは1.9、灯油は2.5になります(室内の温度を1℃あげるのに電気のほうが灯油に比べて2.5倍かかる)。

「 灯油 」を使わない暖房機器に関する記事

持ち運べる暖房機「 カセットガスストーブ 」、電源不要なので災害時も便利

コメント

タイトルとURLをコピーしました