散歩していたら「 ミモザ 」を発見しました。
あの華やかな黄色の花は気分を明るくさせてくれるので憧れますが、二階建ての家の屋根まで届くほど大きくなっているミモザの木を見て「地植えは無理」と思いました。
ミモザの花がヨーロッパで人気なことは私も少しだけ知っています。
調べたところ、イタリアでは「国際女性デー(3月8日)」に男性から女性に ミモザ の花を贈る風習があるそうです(第2次世界大戦終戦直後の1946年からの風習なので80年くらい続いている)。
ミモザ の 花言葉
ミモザ の花の鮮やかな黄色は「太陽」をイメージさせ、厳しい冬の寒さに耐えてきた人々を明るくする“冬の太陽”として親しまれています。
ミモザ の花言葉は「安全」と「愛」。
フランスでは母親や祖母に贈ることが多い花ですが、イタリアでは恋人同士や男性店主から女性客へ贈られる花でもあるそうです。
母親や祖母に贈ることが多いのは、春になる前のまだ寒い時期に花を咲かせるミモザの強さが、しなやかな強さをもつ母親や祖母を連想させるのだとか。
芳しい香りのミモザは香水の原料としても人気で、イヴ・サンローランやジバンシーなど有名メゾンでも採用されています。
ミモザ は 鉢植えで育てられるのか?
鉢植えで育てることができます。
常緑高木 のミモザは種類によりますが5~10メートルの高さまで成長するので(関東以西では地植えも可能)、小さく育てたい場合や寒冷地では鉢植えで育てるほうがよいそうです。
鉢植えで育てる場合も、小さすぎると花つきが悪くなってしまうので1メートルまでは育てたいです(生育をとめるためには芯止めが必要)。
※芯止め:勢いよく上に伸びる枝を切ること
ミモザは鉢植えでも年間50cmほど成長するので、年1回を目安に植え替えが必要。
植え替えの時期は4~5月頃もしくは9月~10月頃で、ミモザは移植を嫌う木なので植え替えをするときは絶対に寝鉢を崩さないように注意します。
陽当たりのよいところに鉢植えを置くことで花つきがよくなるそうです(ミモザは寒さに強いので関東より西では冬越しの準備は不要)。
欲しい植物があるときはネットで買いますが、「おぎはら植物園」で買ったものが定植後に枯れたことはありません。
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