今回は「 身に覚えのない荷物 」の対処法について。
わたしの経験談ですが、数年前に中華系ECサイト「Wish」で買い物したとき、届いた商品が黒いビニールにグルグルにまかれただけの梱包に驚きました。
衣類だったので「濡れなければいい」梱包で問題ないのですが、日本の過剰包装がデフォルトだったせいで海外からの国際郵便の見た目にはビックリ。
特に黒がいけない、怪しさ満点でした。
最近ではWishと同じ中華系ECサイトである「SHIEN」や「Temu」で買い物する若者も増えているので、家に見覚えのない荷物(しかも国際郵便)にビックリする親御さんも多いのではないでしょうか(SHIENやTemuに関する記事はこちら)。
わたしの母はAmazonで買ったものが中国からの国際郵便で、「中国からの怪しい見た目の荷物」に慌ててわたしに電話を寄こしました。
「 身に覚えのない荷物 」直ぐに捨ててもいい
身に覚えがない荷物 (=注文や契約をしていない)については、直ちに処分しても問題ありません(開封したあとに処分しても問題ない)。
※家族に確認してから捨てたほうがいいです。
以前はその荷物が届いた日から起算して14日が経過するまでは処分することはできませんでしたが、2021年7月の法改正により直ぐに処分しても問題なくなりました。
「 身に覚えのない荷物 」金銭が請求されても支払わない
身に覚えがない荷物 (=注文や契約をしていない)については、代金の支払い義務はありません(荷物を開封したり処分したりしていても支払わなくていい)。
支払ってしまった場合は消費者ホットライン188(局番なし)に相談します。
「 身に覚えのない荷物 」国際郵便でも対応は同じ
海外から日本国内に居住する者に送り付けられた荷物についても、国内郵便と同じ扱いが適用されるので直ぐに捨てても問題ないそうです。
「 身に覚えのない荷物 」対処法のまとめ
身に覚えがない荷物 (=注文や契約をしていない)が届いたら、
- 家族等に確認したあと、直ぐに捨てる
- 送り主(事業者)から代金の請求があっても支払わない
- 誤って支払ってしまった場合は「消費者ホットライン188(局番なし)」に相談する
「宅配便」や「通販」に関連する記事
参考記事
身に覚えのない自分宛ての商品が届いたあなた その商品、直ちに処分できます! 支払も不要です! | 消費者庁 (caa.go.jp)
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