マネー教育 が小学生から始まっていることを、子どもの算数セットで知った。
算数の授業はお金の意味や価値を教える「 マネー教育 」のひとつ。
40代の私にとってお金のことは「学校では教えてくれないこと」だったからビックリ。
マネー教育 とは?
マネー教育 ではお金に関する教養を身に着ける。
金融庁や文部科学省は マネー教育 に力を入れはじめた。
学校ではお金の意味や価値の他に、貯め方や増やし方などの管理方法を学ぶこともある。
マネー教育 |開始の時期(目安)
キッズスクールでマネー教育をしているプロの講師によると、子どもが「買って」と言ったら マネー教育 を開始するタイミングとのこと。
買ってと言うのは「買わなければ自分のものではない」が理解できている証しだから、とのこと。
マネー教育 |おこづかいで教養が身につく
お金の価値を実際に感じる実践型の マネー教育 が「おこづかい」。
おこづかいには「報酬型」と「定額型」がある。
おすすめは報酬型。
子どもは自分でお金を使う機会が少なく、お手伝いやテストの結果など労働や成果に対して金銭が支払われることでお金の価値が分かりやすい。
100点を取ったら100円の報酬 → 100点をとるための苦労が100円の価値
定額型がいきてくるのは、自分でお金を使うようになってから。
欲しいもののために「貯める」「増やす」という考えが生まれることになってからがお薦め(目安:小学校高学年)。
日本は マネー教育 が遅れている
日本の マネー教育 はまだ始まったばかりで「特別授業」であることが多い。
しかし、海外では子どもたちが持つべき知識として一般的な授業の中に マネー教育 が組み込まれている。
日本の マネー教育 が遅れている背景には日本独特の経済事情と文化があると分析されている。
- 高金利の影響で、むかしは貯金でお金が増えた
- 「お金の話は下品」という風潮がある
いまは低金利の時代で貯金では物価の上昇に対応できなくなったことで、「投資」で積極的にお金を増やさなければいけなくなり、 マネー教育 の重要性があがった。
資産を減らさないためには「資産の増加率>物価上昇率」でなければいけない。
そして資産の増やす方法(自助努力)こそが マネー教育 。
マネー教育 はパパママ世代にも必要
子どもの マネー教育 には保護者の積極的参加が重要。
身近な大人のお金を管理する姿は子どもにとって最も身近な マネー教育 。
Q 子どもにお金のこと(価値や使い方など)を教えられる自信のあるか?
「ない」もしくは「あまりない」と回答 …… 全体の54%

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